深い意味も、浅い意味も全くありません…
まったくもって、普通に平日の午前中に訪れた「松本城」です。最近では、松本城で何かイベントがある時以外は、行く機会が無くなっていましたが、本当に意味も無く「松本城」です。あえて、理由を後付けすれば、京都から長野に来ていた時には、松本城には天気が悪い時に来ていました。理由は簡単です。長野県の自然には、天気が良い日が最適です。しかし、天気が悪い場合は、行き先に困ります。そのため、天気が悪い日に松本城に来ていました。お城は、天気に左右されません!しかし、同じように考える人も多いようで、1度は、雨の日に天守閣に登るため約30分の行列でした。
しかし、ここ松本城は、晴れた日にしか見れない、松本城越しの北アルプスがあるのです!松本城を東側から見れば、西側に北アルプスの景色が見えるのです。今日が、チャンスでは無いでしょうか?
理由が付いたので、松本城です
紹介の仕方に問題があったかも知れません。今日の天気は、晴れです。しかし、空には薄雲が漂っています。特に山側には、熱いです。言い訳は、この程度でよろしいでしょうか?結論です。山が見えません!北アルプスの景色が無いのです。悲しい…。本当であれば、松本城の後ろに北アルプスが…。でも、反対側の東の方角には、松本市役所越しの美ヶ原です。山頂の電波塔が目印で、分かりやすいです。なお、平日であれば松本城のお勧め観賞場所は、前述の松本市役所屋上展望台です。平日の業務時間内であれば入ることが可能です。松本城内の東側の門からのでいるが便利です。(門もきれいです)
話は、変りますが、「枕草子」を学校で習った時の事を、今でも覚えています。覚えているのは、その一部分だけですが、「山の端」についてです。「山の端」は、山が空に接する「空」の部分で、反対に「空の端」は、空が「山」に接する部分と教えられて事に、やけに納得していたのを思い出します。私の時代に、インターネットは無かったです。そのため、後日ネットで見た時に、どうも違う内容でしたが、私的には、昔の内容の方が、情緒を感じてお気に入りです。
松本城に全集中です
天候が晴れの日の松本城ですので、余分な事を考えずにお散歩です。
現在の時刻は11時です。お城の周りには、人がお堀周りに見えるだけで、10人程度です。さすがに平日の昼前でも貸し切りにはなりませんが、広い場所ですので、これで充分です。なお、天守閣の有料場所に入る人の姿は、何人かは確認できましたが、そちらも少なそうでした。私も登ろうかと思いましたが、やはり、雲のない日にしたいと思い、登城の方は辞退しています。
お堀沿いに奥に向かいます。お堀の中では、なにやら作業をされています。前回、ここに来たのは、イルミネーションの時で、イルミネーション用の設備があちらこちらにありましたが、今は、その姿はありません。また、よく見れば、お城の最下層の修繕作業をされているみたいで、足場が設置されています。ちなみに、天守閣の右端に見えるのが、将軍様接待用に増築された月見台です。見れば分かる「取って付けた」月見台です。しかし、お城に月見台を付ける風流な所は、大好きです。
今回の、松本城の〆は、この角度にしておきます。黒い外観の松本城の差し色でしょうか?赤い橋がやはり、良さげです。ちなみに、こちらの赤い橋は、最近橋を架けるにあたり、赤方がきれいと言うことで、赤い橋になったと聞いています。これも、今風に言うと、「盛り」でしょうか?でも、来年もイルミネーションを予定されているのであれば、松本城を「トランスフォーマー」の様に、松本城をロボットに変化させるようなイルミネーションを希望します。なお、イルミネーションと表記していますが、あくまでも主催者の表記方法で有り、内容はプロジェクトマッピングです。なので、可能かと思いますが…。予算があれば…。
以上、薄曇りの松本城お散歩でした。あっ、晴れと紹介しておきながら、曇りと、言ってしまいました…。