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令和4年度 長野県

乗鞍高原で残しておいた最後の秘境へ… ③

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    後段です。番所小滝です。

    では、改めて周回コースを経て、「番所小滝」を目指します。こちらも下の階段から始まります。下り始めるとすぐには引き返せません!そんな体力は持ち合わせていないからです。

    先程の階段ほど急では無いのですが、私と嫁の腹囲に挑戦するような細い階段です。

    細い階段を進み、程なく展望台が目に入ります。以外に早く着きました。展望台に到着です。目の前に看板です「番所大滝」?こちらの展望台は、番所大滝の滝の上流部を上部から見ることが出来る展望台でした。乗鞍高原の滝は、「善五朗の滝」も同じですが滝を下と上から両方見ることが出来るように整備していただいているようです。若干ですが、木々のため見にくいですが、確かに滝の上部が見えています。また、先程の展望台も木々の先に見えていました。

    と言うことで、改めて「番所小滝」を求めて進みます。先を見れば木々の先に良さげな木製の橋が見えています。なお、先程の階段ほどの細さでは無いのですが、今度は私と嫁の体重に挑戦するような木道です。ちょっと「インディージョーンズ」的な”穴”まで用意されています。こちらもきつめの山道ですが、楽しんで歩くことが出来ます。など、思っていると先程見えていた橋に到着です。上流を見れば、滝です!あれこそ、探し求めていた「番所小滝」でしょうか?周囲には看板がありません…。

    橋の先には、さらに山道、しかもしっかり登り坂が続いています。ここでも作戦会議です。これで、一応ですが「番所小滝」も見れたことだし…。でも、先に何かがあれば…。

    既に、橋を渡り山道です。どうしても、こうなります。でも、今回は幸いなことに報われました!山道を進むと川に降りて、「番所小滝」を見れる場所がありました。なお、こちらは、展望台では無く、自然の河原に降りれる場所を案内しているだけの場所になります。(この方が良いのです)でも、お子様は注意が必要です。なにせ、下流には番所大滝があります!

    河川敷に降りると下流には、先程の木製橋、上流には程近くに流れ落ちる「番所小滝」です。ひっそりとした森の中の、静かな苔むした川に流れている滝です。番所大滝のような派手さは無いのですが、優しさを感じれる滝です。

    周りには、名付ければ可能そうな「カエル岩」、「石の上にも30年岩」などもあります。(名前はまだありません…)

    もはや、迷わずに先に進みます

    こちらの景色は、素晴らしいです。また、引き返すには既に距離を歩いているからもあるのですが…。

    少し歩けば、こちらも「番所小滝」を上部から見れる場所がありました。でも、そこまでの道のりは「頭上注意」の看板がある少し荒れ気味の山道の先になります。秘境感を増してくれます。もはや、坂道も楽しいです。(頭上注意の原因であろう木は既に倒れていました)

    その先も、続きます。山際にへばりつくような木道、苔むして朽ちそうな小さめの橋です。しかも、その橋の先には滝が見えています。もはや、次郎系ラーメンのごとく、秘境感”増し増し”です。

    残すは、千間淵です

    どうでしょうか?私は、名前から川の急流の場所を想像していたのですが…!

    結論からになりますが、先程の滝周辺が「千間淵」見たいです。滝には名前が付いていないようです。滝は、日本滝100選の徳島県「大釜の滝」の感が有るのですが…。サイズこそ小さいですが、周辺の秘境感はこちらが勝っています。

    こちらの滝は、お椀を半分にした形状の岩の中央部分から流れる滝です。川自体が週への木々に覆われているため、少し暗いですが、日が差している部分が限定的なのも良いところです。

    さらに、こちらの滝鑑賞の場所も先程と同様に川に降りて観賞できます。上から見ていれば小さめの滝でしたが、案内板に従い階段を降りれば、威圧感を感じます。滝の周りを囲むような岩のせいかと思いますが、滝の流れる景色に閉じ込められた様に感じます。ここまでの山道での暑さも、ここで一気に無くなります。感想です。こちらまで来て良かった!

    一休みして、先に進みます。先程の滝の感動も忘れさせるような急坂です。その先にまた、橋です。先程の橋は「千間淵小橋」で、今度のが「千間淵大橋」です。

    こちらの橋からは、先程の千間淵にあった滝の上部が見れました。これで、ここにあった滝は全て上部から見ることが出来る道が整備されていることになります。なお、この橋に並行に木があります。どうも橋の反対側から倒れたのですが、倒れた後に復活したようで、橋の反対側から上に再度成長しています。休暇村の「ネジネジの木」も有名ですが、こちらもすごいです。

    千間淵大橋を越えると、何となくですが、車の通る音も聞こえてきます。周辺を見回せば、家の屋根も見え隠れしています。そうしていると、車道に出ました。出た場所には「B逆コース」の表示です。間違わないように大きな看板もあります。

    逆コースと表記にもあるように、私達が今回使用してきた道のりが正規のコースだったようです。でも、感想としては、駐車場から先にこちらに来て「逆コース」の方が、川の流れに沿って進め良いような気がします。まっ、最期に登り坂が残りますが…。

    上記の写真の場所には、乗鞍岳に向かう本線から下記を目印にして下さい。JAと7番の看板の間の道を入った所になります。

    こうして、JAからは本線道路の車道を下り、駐車場に戻りました。時刻は11:53です。ゆっくりしたペースでしたが、全行程で1時間は掛かりませんでした。

    観光案内がされていません!

    もったいない!番所大滝の紹介は、多くの観光案内で見かけます。でも、滝の上部から見える場所や「番所小滝」の紹介は見たことがありません。さらに千間淵に至っては、滝の名前がありません!「淵」=”深いよどみ”では可愛そうです。

    先程の乗鞍高原の再整備された道もそうですが、PRがされなさすぎです。

    乗鞍高原の観光雑誌でも紹介されているのは「番所大滝」だけです。一連の散策コースを是非、お近くに来られた時には、お散歩して下さい!今回は、6月でしたが、他の季節も良さそうです。秋冬の景色が待ちきれません!(積雪時は行けそうにありませんが…)

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