時は、10月2日です。
栂池の疲れも残っていますが、秋の晴れ間は、残り少ないです。日曜日の朝食を、今日の予定を考えながら食べる午前8時です。すでに、出遅れています。
それでも、9時には自宅を出ます!秋晴れの空の元、一路乗鞍高原に向かいます。松本市から平湯への上高地線の道路工事も順調のようです。この道を通るときには、いつもトンネル工事の様子が気になります。乗鞍に続く道に入りますが、やはり紅葉には早い様子です。乗鞍岳が見えるきつめの坂かです。(湯けむり館手前)快晴です。
程なく、乗鞍観光駐車場です。こちらでトイレ休憩です。見事に、満車状態です。トイレの為の一時駐車も出来ません。嫁と交代で路駐対応です。なお、最近は使われていなかった大型車両の駐車場にもバスが多く待機しています。
乗鞍高原トレイルコースについて
最初から何ですが、詳細は「のりくら観光協会 乗鞍高原トレイルコース」で確認して下さい。なので、ここではザックリと紹介です。
こちらのコースは、マウンテンバイクと歩いて散策するコースの2本立てです。一部、自転車と歩行者の共用部分があります。(どの程度共用しているかは不明です)今回、私達が利用したのは、徒歩コースです。供用されたのは、令和4年6月の新しいコースです。(以前からある道を再整備されたようです)ちなみに、徒歩利用者には、協力金のお願いがあります。自転車は、申請&許可、証、利用料(観光センター、乗鞍BASE)が必要です。(受付時間あり)複数のコースがあるみたいです。
ガイドの利用を勧められているためか、コース図が見つけられません。あるのはスタート地点の小屋の中にあるコース案内図ぐらいです。(私が見つけられ無かっただけかも知れませんが…)なお、コース場には、案内表示(番号付き)が数多くあります。しかし、木々や草が伸びると見つけにくいです。さらに、QRコードが貼付されているのですが、山の中では、電波が届いていない場所がありました。(このためにガイド紹介でしょうか?)
最後にですが、今回利用していて、他の人には出会いませんでした。人が居ない場所を歩くので、熊鈴が必需品です。人には、会いそうに無い場所ですが、熊には会いそうです。
コースのスタート場所は、乗鞍観光駐車場の南、「湯けむり館」の西側です。小さな小屋が目印です。
では、スタートです。
乗鞍観光駐車場に空きを見つけ、スタート小屋に向かいます。なお、コース場にトイレは、2カ所ほどしかありません!
10:25小屋からスタートです。スタート小屋周辺は、車の通りも多いですが、道はウッドチップ仕様です。しかし、程なく、車道です。木々の部分紅葉を探しながら進みます。
そして、着いた場所は、「一ノ瀬園地」からオルガン橋経由で「善五朗の滝」を目指すコースでした。(周辺は宿泊施設です)案内板の下についている標識がトレイルコース標識です。一応ですが、矢印の方向に進むように設置されています。(複数の矢印があるので、分かりにくいですが…)
オルガン橋です
当然ですが、こうなります。10:37「オルガン橋」です。念の為ですが、紅葉を探して映り込ませて撮影していますが、紅葉はまだです。こちらからは、一ノ瀬園地へ向かう、いつものコースになります。
苔むす小川を見ながら、紅葉を探しますが、日が差し込まない場所ですので、見当たりません。そして、一ノ瀬園地を目指します。
一ノ瀬園地です
木々の隙間から一ノ瀬園地です。一ノ線園地の駐車場の入り口にある桜の木が紅葉していてくれています。こちらの桜は優秀です。ゴールデンウィークには桜が満開で観光客を楽しませ、紅葉でも楽しませる孤軍奮闘している木になります。
駐車場まで降りて、奥に続く道を進みます。こちらは、以前山奥のキャンプ場として有名だった、休暇村のキャンプ場へ続く道です。
あざみ池
今回は、トレイルコースとして歩いています。時間の余裕もあり、初めて「あざみ池」の由来を読みました。私は、池の周辺にアザミが咲いているからだと思っていましたが、「池の形がアザミの葉の形に似ている」からだそうです。それって、上から見ないと分からないような…。とっ、文句を言いながら、コーヒー休憩です。なお、コアラは普段はこの辺で見つける事は出来ません。
秋探し…、キャンプ場跡
木々の紅葉にはまだ早かったのですが、周辺には「ススキ」です。京都在住時には、「赤目の滝経由の曽爾高原」でススキ観賞をしていましたが、こちらにもススキは群生しています。きっと月夜の晩には素敵でと思います。人が居ないので怖いですが…。さらに、奥に向かい進みます。
そして、利用したことは無いですが、11:30何か懐かしいキャンプ場跡です。キャンプ場施設としては、管理棟やトイレが残っていますが、今は仮設トイレが設置されています。(利用の可否は不明です)奥には、乗鞍岳が控えています。なお、このキャンプ場跡のすぐ奥にも「ミズバショウ」が群生(木道が破損しています)していますが、お勧めは、更に奥にある「ミズバショウ湿原」です。
ミズバショウ湿原
キャンプ場跡から約10分です。こちらには木道の周回路を整備された「ミズバショウ湿原」があります。鬱蒼とした木々に囲まれた湿原ですので、ジメッとしていますがミズバショウには快適なのでしょう。現在は、来年の開花に向けて準備中です。
さて、トレイルコースです。
ここからが、本題です。長い前置きでしたが、こちらのミズバショウ湿原の木道の半分程度の場所に、山に入る分岐点があります。私も以前から気には、なっていたのですが、誰がこんな山の中に入る道を利用するのか不思議でした。今回は、私達が利用します。案内板の「わらび平」方面です。
木道を降りると、いきなり悪路です。泥道です。でも、安心の最近付いたであろう足跡があります!でも、草むらの中を進むことになり、坂道です。ミズバショウ群生地で、水の流れも多いです。
でも、先を見れば、開けている予感をさせる日が差す場所が…。