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お勧め飲食店 京都府 令和4年度

令和4年 紅葉 京都! ⑭ 銀閣寺を歩く 前半

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    銀閣寺です

    正式名称は、「東山慈照寺」です。ちなみに、対で記憶している金閣寺は「鹿苑時」です。

    金閣寺と銀閣寺は共に「相国寺」の塔頭持院になります。ちなみに、「相国寺」は現在も京都御所の上にあり、約4万坪を有する大きなお寺さんです。でも、最盛期には約百四十四万坪だとのことです。上京区の面積が約7万平方キロメートルです。なお、1キロ平方メートルは30万坪です。恐ろしい広さです。

    銀閣寺はまさに、江戸時代に金閣寺に対して銀閣寺として称されるようになったそうです。起源としては、8代将軍足利義政公の山荘東山殿が、没後に臨済宗の寺院となり義政公の法号「慈照院」にちなんで「慈照寺」になったそうです。

    昔、日本史の試験で「慈照寺」と覚えさせられましたが、別に銀閣寺も良い気になる経緯です。

    ほぼ感想ですが、「幽玄」と言う言葉がありますが、「幽玄」をお寺さんにしたらこちらのお寺さんになると思える場所です。

    金閣寺のような華美も南禅寺のような雄大さもありませんが、静かに佇むお寺さんです。

    銀閣寺に到着です

    10:38銀閣寺総門からお邪魔します。総門を抜けると、直角に右折です。ここから続くのが「銀閣寺垣」だそうです。なんでも、外界との区切りに造られて物だそうです。塀でも無く、長い参道でも無い生け垣で区切られているところが、優しさを感じる区切り方です。その奥に、中門があったのですが、通る時には、料金所の門かと思い…。それほど見ないで進んでいます。

    庫裡、大玄関前、宝処関を経て、お庭です。入れば、すぐに銀閣寺が見えるのですが、何故か近づくまでは余り見ないようにして進んでいます。

    銀閣とご対面です

    当然ですが、銀閣が気になるのですが、庭に鎮座している円錐形も気になります。お庭の円錐形の先端が無いものを「向月台」と言います。また、周辺には白砂で造った段々の「銀沙灘」です。なんでも、「向月台」はこの上で月を観賞する場所で、「銀沙灘」は月の反射を楽しんだという俗説があるそうです。どうせなら、「向月台」が落とす月の影を楽しみたいものです。紅葉も、所々では、映り込んでいます。

    そして、銀閣です。庭の順路では、銀閣に最接近出来るのは、順路の最期のようです。それに方向的には、銀閣の裏側のようですので、最期に銀閣を見ることにして、先に進みます。

    方丈です

    銀閣の反対方向にあるのが本尊がおられる「方丈」です。方丈の奥にあるのが「東求堂」です。「東求堂」は、持仏堂で阿弥陀如来が安置されています。なんでも、浄土信仰の象徴の「東求堂」を建てて、禅宗様式の庭園を配置したことに、義政公の精神世界を垣間見れるそうなのですが、順路から離れているので、「銀閣寺形手水鉢」の向こう側に「東求堂」は遠目で垣間見れます。

    どうも、こちらのお寺さんは、建造物の中には入れないようです。仕方が無いので、方丈に近い場所から庭と銀閣の見え方を確認です。こう見れば、銀閣を見る正しい方向は、こちら側なのでしょうか?

    錦鏡池です

    「東求堂」の正面にある池が「錦鏡池」だそうです。この池を越えて進みます。「錦鏡池」と言う名前ですので、こちらの池に紅葉を写して楽しまれていたのでしょうか?気分だけでも味わっておきます。ちなみに、こちらの池には、映り込みを期待するのは困難なようです。なお、「東求堂」の正しい観賞場所は、池越しから山の展望所への道にかけてのようです。こちら側の方が綺麗に見ることが出来ました。さらに、山側には柔らかい紅葉の場所もあります。ちなみに、特に紹介されていないのですが、池の中に「大内石」です。謂われが…。不明です!

    なお、途中には、「洗月泉」と言う名の滝があります。こちらの滝の流れが、「錦鏡池」を満たしているそうです。それにしても、名前が風流です。滝は、苔むした岩肌から流れているので、流れる水にも風情があります。

    「弁財天」からの登り坂です

    お庭の池を越えると、展望所に向けての山道、登り坂です。コンパクトなお寺さんですが、登り坂は、急登です!でも、紅葉中を歩けます。この坂の途中にあるのが「弁財天」の祠です。こちらで少し、息継ぎをして、更に上ります。階段きついです。

    振り返れば、方丈や銀閣が紅葉の下に見えてきています。

    「お茶の井」、「漱蘇亭跡」

    登り坂の途中に広場です。平坦な場所に出てきます。こちらにあるのが、「お茶の井」です。こちらの湧水をお茶に利用していたそうです。しかし、時期が悪いようで、水が…。反対側のこれから上る「展望所」にあるのが、「漱蘇亭跡」になります。お寺さんの紹介では、崩れかかった石組みだそうです。名前の由来が気になる所ですが、それよりもこの先の登り坂がどれだけ続く可能が、正直なところ気になります。

    石階段を上ります。紅葉の下の石階段の両脇の山肌は、苔で覆われています。

    山頂が展望所です。

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