安曇野市の穂高にある穂高神社です
こちらは、上高地明神にある穂高神社の里宮になります。JR穂高駅前から徒歩5分程です。参拝者無料の駐車場も完備された神社です。ちなみに、上高地明神にあるのが奥宮、奥穂高岳山頂にあるのが嶺宮になります。やたらと長野県で見られる神社の形態です。戸隠神社や諏訪神社です。確かに、易々と嶺宮へ参拝できないので、助かると言えば助かります。なお、穂高神社境内に遙拝所がありますので、忘れずにお参りください。
御船祭
こちらの神社で開催されるお祭りです。何でも、5艘のの舟がぶつかり合うお祭りだそうです。だいぶ以前ですが、たまたま長野県に来た時に、この祭りが開催されていたのを偶然ですが見たことがあります。
なお、この祭りは開催日が決まっているタイプですので、休日の開催というわけでは無いです。観光客向けで無く、地元密着型のお祭りのようです。
ちなみに、海の無い長野県の中部の安曇野市で何故、舟の祭りかと言えば、穂高神社の祭神が安曇族で海洋に関することをになっており、安曇比羅夫大将軍が居たそうです。TBSのアナウンサーとの関係は…、分かりません!
例年の開催時間は、27日の午後3時からだそうです。
では、見学です
ちなみに、25日の日曜日に下見を兼ねて見に行きました。朝の早い時間でしたが、大工さんが建設されていました。小さな舟が1艘だけですが…。
27日の午前中だけですが、時間が出来ましたので見学に向かいます。なお、今年は自粛して子供船のみの展示との話を地元の方の情報で聞いていたので、午前中だけですが、見学です。
穂高神社に入ると、下見の時には無かった露店が出ていました。祭り気分です。ひょっとしたら、昨日の夜から営業したいたかも知れません。うっ、貴重な夜の散歩の機会を逃したかも知れません。
では、お参りです
鳥居を抜けて、本殿に向かいお参りをします。さすが、由緒ある神社です。なにか、霞が漂っています。幽玄なものを私にも感じられます。こちらにお参りになる方々は、礼儀正しい方ばかりです。本殿前でお参りする時には、1組ずつで、前の人と3Mぐらい空けて、並ばれます。
こちらには本殿横に「おねがいごと入れ」が設置されています。ご丁寧にもお願い事を書く用紙とそれを入れる封筒まで用意されています。説明書きには、郵送で送っても良いとの事です。このような型式は初めてきたような気がします。
なお、先程の”霞”ですが、発生源を見つけました。奉納されている酒樽の後ろに、霞発生装置です。(返納されたお札を焚かれていました)
子供船です
今回のメインです。船を見に行きます。神社の南側に展示されています。さすがに、完成していました。今回の題材は「白虎隊飯盛山の場」です。何故この題材が選ばれたのかは、不明ですが、子供達が制作した人形が船を飾っています。1/1スケールですので、作成にも時間が掛かるものと思われます。力作です。
穂高神社にも、すでに何度も来ているので、見ていない場所は無いと思っていましたが、今回気がつきました。船の裏側に弓道の的があります。よく見ると船の真裏には弓道場がありました。帰宅後調べると、穂高神社では、弓道も奉納されているようです。こちらには、土俵もあります。古い地域に、古い人達が住み続けている地域には、昔からの文化がしっかりと残される物です。感心します。
こうして、今年のお船祭り見学終了です。
この日の午後3時の話になります。どこからともなく聞こえてくる「ポン、ポン…」、花火が上がっています。時計を見れば午後3時です。
んっ?お船祭りは、3時からです。何か開催されていたのでしょうか?気になりますが、どうしようもありません。
なお、本日のお参り字には、「来年には、例年通りの開催が出来るように」とお願いしておきました!