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令和3年度 長野県

雪の奈良井宿に向かう!

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    昨日の疲れは、今日のお出かけで回復します!

    昨日は、茶臼山動物園でしたが、意外に疲れが残っています。しかし、今日は土曜日です。疲れの回復は明日の日曜日に置いておきます。とりあえず、以前に断念していた場所に向かいます。以前もチャレンジしたことがあるのですが、到着時間がかかりすぎるので、途中で松本空港に行き先を変更したため、1度も行ったことがありません!今日であれば、雪景色も楽しめそうなので、向かいます!

    奈良井宿です!宿場町です。道の駅の駐車場に駐めます。

    奈良井宿は長野県塩尻市にあります。長野県の地図で言えば、左下の場所になります。さらに南下すれば、「妻籠宿」や「馬籠宿」が連なる、有名な宿場町の旧中山道にあります。現代で言えば、国道19号と県道7号線沿いです。

    奈良井宿周辺には、道の駅が2つあります。「道の駅木曽ならかわ」と「道の駅奈良井 木曽の大橋」です。「道の駅奈良井 木曽の大橋」は奈良井宿の中にあると言えるほどの場所です。国道19号に接していますが、積雪のため、私達は1度通り過ごしてしましました。なお、こちらの道の駅は、名前の通り「木曽の大橋」の場所にありますが、道の駅は、その橋の両岸にあり、国道から離れている方が大きく、設備も整っています。国道側には6台ほどの駐車スペースとトイレ(きれいです)のみです。対する向こう岸は、駐車スペースも広く、大型車用も備えています。ただし、民家が真横にあります。車中泊であれば、国道側か先程の「道の駅木曽ならかわ」の方が良さそうです。まっ、私達は日帰りですが…。

    雪の奈良井宿の前に木曽の大橋を歩きます

    の予定で、11:11「道の駅奈良井 木曽の大橋」の国道側に駐車します。2台の先客の方が居られるだけでした。見学の前にトイレをお借りします。最近トイレが近いのですが、雪や寒さで屋外に出ると、更にトイレが近くなります。

    では、改めて目の前にある「木曽の大橋」の見学です。道の駅駐車場内にあります。トイレから戻り、車内で歩く準備を整え、木曽の大橋に歩き始めます。徒歩1分です。木造の立派な橋です。これだけ立派なのに、見学者がいません!

    近寄ると「滑るので、足下注意」の看板です。お心遣いに感謝しながら、更に近づくとロープと「冬期中凍結のため閉鎖」の案内です。もしや、「一休さん」の話かと思う出来事です。道理で、人が居ません。また、駐車場は除雪が行き届いているのに、橋の周辺は、雪だらけでした。とりあえず、橋の見学をしていると、向こう岸でも見学者を発見します。しかも駐車場もありそうです。車に戻り、移動です。荷物の準備が万全だったのに…。

    11:15道の駅の対岸場所に到着です。国道を長野方面に行くと車用の橋もあり、すぐに到着できました。ナビでは、国道側しか表示していないので、注意が必要です。(トヨタディーラー純正です)駐車場の除雪中みたいでしたが、広いです。施設は、観光案内所のみ、無人で開いていました。

    先程の橋が渡れなかったので、反対側も見に行きます。雪が積もっている状態のため、正確には分かりませんが、恐らく公園かと思います。橋の上からの景色も見たかったです。橋の横に看板が有り、観光地らしい写真が撮れました。

    改めて、奈良井宿の街道を見学です

    道の駅からは、JRの線路を越えたところが旧街道です。念のため、地図を見ておきます。位置関係は分かりますが、距離感が分かりません。とりあえず、JRの線路の下をくぐります。地下道も良さげな感じが漂っています。地下道の向こうに旧街道です。旧街道の両側にはお店が建ち並んでいるため、どうしても日陰が出来るために、道の上はほぼ凍結状態です。車両通行止めで無く、通行が可能ですが、通車は多くありません。奈良井宿は北東から南西方向に斜めに通っています。現在地は、北東の端です。ここから南西方向に街道を進みます。

    地図では見ましたが、道の両側には、お店が並んでいます。宿屋さんからお土産屋さん、食事処、酒屋さんです。水の出る場所が多くあります。湧水と山水だそうです。

    こちらの旧街道は、先程の大橋の川と山の間を通っていますが、限りなく山に近い所を通っています。そのため山側の家の裏側は、すぐに山が迫っています。また、山側にはお寺さんが多くありました。本日は、人も少なく、そのため東映映画村の撮影場所のようです。

    現在の時間は、11:34です。先程から食事場所を見ていると、利用者は1組程度です。利用者がいないお店を探します。ありました!場所は、街道の端のあたりです。さすがに、道の駅に止めた方が来るには、少し遠いです。

    店の入り口に「たぬき」です。信楽でよく見かけたものです。そう言えば、こちらの街道の店先に多く居ています。

    入店です。「さつき庵」です。こちらの街道のお店の特徴でしょうか?ウナギの寝床形状のお店です。間口が狭く、奥が長いです。そのため店内は、畳の部屋が奥に長いです。待つこと約15分でした。私は、「山賊焼き定食」、嫁が、信州ポークのトンカツ定食です。計で税込み、2,950円です。では、普段はしない食レポです。山賊焼きですが、上品です。イメージとしては、京風の山賊焼きと表現して良いかと思います。しかし、山賊焼きのイメージが野生感を感じさせるものですので、少し物足りなさを感じるところですが、最近の私の年齢に応じた優しさを感じます。我ながら微妙な年齢です。信州ポークの方は、上等な感じがしました。「上等」です!信州ポーク自体が柔らかく、蒸したステーキを衣で来るんだ感じです。場所とお店の雰囲気が古い街道の宿場町のイメージと少し離れていますが、10年前なら物足りず、今で丁度のお店でした。どちらも美味でございます。

    無事、私達だけの昼食を終え、街道巡りを続けます。お店を出て更に歩きます。お腹が満たされ、見学にも余裕が出てきます。もちろん、私のお腹は既に出ていますが…。

    街道沿いのお店は、古い風情が残されています。小さいところまで残されているのが、外観からも感じられます。また、お店の開いている空き地が少ないことから、町ぐるみで取り組まれているもの感じます。今では、都市部の商店街の方が空き地が目立ちます。

    恐らくですが、この場所がこの街道の端の場所と思われる場所に到着です。神社です。こちらの鎮守社だそうです。手前には、高札場があり、宿継ぎの賃金の定めなどを書いておいたそうです。さすが、鎮守社です。こちらから街道を見通すことが出来ます。神社の中にも水場がありました。これほど水が豊富であれば、よく見かける道路上に水路を作れば良かったのに!そうすれば、見栄えが、失礼!「映えた」のに…。

    では、来た道を戻ります。この道を通るのも本日2度目です。予習済みですので、細々したところを見ていきます。「明治天皇の行在所」、水場「池の沢」です。ほぼ氷水です。同じ街道ですが、日の当たり方で、道路の凍り方が違います。太陽は偉大です。

    12:39無事、最初のJR線路下の地下道に戻ってきました。ちなみに、ご飯が食べられなかった時用のカップ麺とポットをずっーと背負っていました。無駄に重かったです。

    なお、最期にまた、ナビです。今回初めて来たこともあり、往路はナビの指示通り来ましたが、帰りは余裕があります。幹線道路の松本市の表記のある方向に進むと、広い道だけで帰ることが出来ました!ナビには幹線道路優先がないのでしょうか?ブツブツ言い続ける私です。どうにか、帰り道では、アルプスなどの山々を見ながらの帰宅ができました。

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