楽しい道は続きます!
砂防ダムを抜けます。念のためにお伝えしますが、人工物が少ない場所なので、横から見て砂防ダムと気がつきました。ちなみに、この場所の山側は、岩です。しかも大きいです。さらに、そこには看板が…。「落石注意」&×のダブルです。道路標識での「落石注意」は、落ちている石に注意ですが、この場所でこれを見れば、どうしても山側の大きな岩を見てしまいます。出来ることは、足早に通過するです。なお、分かりやすいのか分かりにくいのか微妙な看板です。「清泉寮」は、かなり距離がある施設です。
なお、こちらは、秋の紅葉シーズンには人で溢れるそうですが、今は夏です。花は、アジサイぐらいですが、周囲の緑で充分です。ちなみに、見た目は川の流れが涼やかですが、高低差もあり、汗だくです。
川沿いの道は続きます!流れているのは、小さい川ですが、その流れが作った渓谷美を感じさせてくれます。ここまで見てきた景色は、限りなく日本の風景ですが、感じるのは「インディージョーンズ」の映画のような冒険道です。
先程、紅葉の時期に触れましたが、こちらが読みにくいのですが「大カエデ」だそうです。周囲も同じ木があるので、上を見れば特定しにくいのですが空が一面、モミジの天井絵のようです。
分かりにくい道をさらに進みます。道標の矢印は、川へ続きます?明らかに、川の中を通って進むみたいです。もちろんですが、川の中の石の上を進みます。先程紹介した映画同様に、動く石(浮き石)があり、中止しながら進むと、進行方向に階段です!意外と長い階段です。
伝説の細い人しか通れない道です!
階段を過ぎれば、「細い人しか通れない道」(細い人の定義は、人により異なります!)もともと、ここまでも広い道ではありませんでしたが、川への転落防止のロープが突如、木の柵に変ります!お腹に支障が出ます。
お腹への試練を乗り越えると、聞こえてくるのは、滝の音か川のせせらぎか?こちらが、「御座石(九段の瀬)」になります。九段の瀬(流れが速い場所)ですので、念のため、9カ所を探しましたが、どこを数えて良いものか…。と思いながら、九段の瀬づたいに進むと、道が崖で行き止まりに見えます!でもそこを進むと、階段が現れました!上流に向かう道ですので、登り坂で疲れるのですが、道を歩くのが楽しいです!
覚円峰?
すでに、道自体を楽しんでいる私ですが、一応看板が出れば、確認しています。こちらにあるのが9:11「覚円峰」です。看板はあるのですが、どれが「覚円峰」かが分かりません。川の向かいの岩が「覚円峰」でしょうか?足下に流れる滝は、先程見た「御座石(九段の瀬)」の上部の滝ですので…。まっ、この際細かいことは気にしないで、先に進みます!でも、また、木の柵です。幸いここちらは、外側に膨らんでいたので、安心して通れました。
蘭庭曲水です
一応ですが、昨日私が計画していたのは、この道の往復です。ネット情報では、上り2時間半、下り2時間です。しかし、こちらに来て、地図上で通行止めを見て、内心では、落胆していました。半分ほどの場所で通行止めです。その時は、通行止めの看板を見てから引き返す予定でした。がっ、すでに体力の限界が…。水筒は約3L持参していたのが、半分ほどに、さらにおやつが底をつきそうです。このような状況で先に進むのは、私達にとっては危険です。おにぎりは持参していますが、熊が出るのが嫌なので、食べていません!と言うことで、ご理解いただけると思いますが、こちらで引き返します!
本日、引き返すポイントに選んだ9:16「蘭庭曲水」です。場所の名前は、分かるのですが、意味や由来は不明です!どうも、こちらには最初の「吐竜の滝」以外は、名前の由来が分かりにくいものばかりでした。とりあえずは、草の間から見える滝を観賞して、一休みです。8:40頃に「吐竜の滝」を出発しているので、約40分です。休憩を含めての時間ですが、コースタイムが不明ですので、遅かったのかは分かりません。でも、充分に楽しめました!残念なのは、同じ道の往復でしか戻れないことですが、ここは、帰り道も見落としたものが無いかを点検しながら戻ります。
コケです!苔です。改めて見ても、苔が多いです。すでに汗だくですが、暑いからか湿度のせいか、(太いせいか)不明ですが、とりあえず、着替えだけは必要である事は確実です!また、道から程よく見え隠れする川の流れも、素敵です。行きしは、道を外れないようにと思いゆっくりと見れていなかったものも見えてきます!
省略して、駐車場です。
帰りは大幅にカットして、駐車場です。10:10に戻れました。早速ですが、着替えをします!なお、駐車場は9割方埋まっていました。しかも、多くが遠目の他府県ナンバーです。よく、調べられているものと感心します。
さて、困ります!昨日の時点では、往復4時間半のコースを予定していたので、ここ以外の場所の予定がありません!とりあえず、ナビで良さげな場所を名前だけで選びます!
ありました!「山梨県立八ケ岳自然ふれあいセンター」です。今日は、ひたすら自然にふれ合うことにします。
追伸ですが、「吐竜の滝」だけの見学であれば、涼しく観賞できます。注意するのは、天気が悪かった後の泥道ぐらいです。紹介を漏らしていたので、「吐竜の滝」もそうですが、途中の川の岩壁からも水が出てきている場所がありました。水が綺麗な理由でしょうか?見ていて、飽きません!
さらに、話は長くなります…。