銀命水では、安全策でしたが…
いきなりですが、話は本題から逸れます。本日のような場所に行くと困るのがトイレです。トイレが少ないと水分補給がしにくいです。トイレが心配になり、飲めません。このことが、つい数年前まで分かりませんでした。不幸にも私にも分かるようになりました。でも、本日の気温は、この高地でも暑いぐらいです。しかし、汗が滝のように流れるほどでもありません。念のため、車中泊時に購入しておいた持ち運びトイレを持参しています。でも、この天気で人出が多く、人がいない場所が無いので使用できそうにありません。脱水症状への安全策かトイレの安全策か…。仕方が無いので、少量を何度にも分けて飲むようにしました。
モウセン池です
トイレ問題を考えながら、モウセン池です。ここまで、谷越え、山越え来ましたが、その途中にも多くの池を見てきました。何故ここだけが、名前があるのでしょうか?嫁が、モウセンゴケがあるからで、他の池には無いからと違う?「なるほど!」
嫁の鼻が高くなりました。しかし、残念な事は、実際の鼻が高くなっていないことです。(平たい顔族ですので…)
なお、パンフレットの裏側案内によると「お弁当に最適」とありましたが、すくなくともこの日は、誰もお弁当を食べる方はおられませんでした。
なお、今頃ですが、紅葉について申し添えておきます。載せている写真は紅葉している場所を選んで撮影しています。今年の紅葉時期は、もう少し先になるみたいです。10月2週目ぐらいでしょうか?栂池のHPで確認してください。
では、目的地の「展望湿原」まで300Mの表記に、最期の頑張りです。(選挙運動の終盤戦のようですが…)
展望湿原です
展望湿原までの道のりは、パンフレットの案内図にもあるように、登り坂です。細めの山道を通ります。今、上っている山の反対側に出れば、展望湿原です。登り坂でも進めます!ゴールの前祝いに足下の草原には、「秋仕様のチングルマ」です。
こちらのT字路を曲がれば、展望湿原の展望デッキです。
展望デッキからです
展望デッキの形状は、階段教室のように4段ぐらいになっています。広さは、10㎡ぐらいでしょうか、それほど広いわけではありません。
見える景色の詳細は、写真3枚目です。別に手抜きをしているのでは、無いのですが、分かりやすいかと思いましたので…。では、改めてですが、正面左から、白馬槍ヶ岳から杓子岳、白馬岳です。杓子と白馬の間に白馬大雪渓です。そして、展望デッキの、やや右に小蓮華山で右方向に白馬乗鞍岳(4枚目)となります。ちなみに、前回の霧の中で見ていたのは、「白馬乗鞍岳」でした。当らずも遠からずですが、この景色が前回見れていなかったのは、残念です。でも、今回は綺麗に見えています。
この景色を堪能します!そうすると、こうなります。コーヒー休憩です。お昼です。白馬の山並みを見ながら食べると、普段のように沢山の量を食べなくてもお腹が膨れます。(すでに疲れています)
悩み多き年頃です
正直なところ、帰り道も往路と同じ道にしようかと思っていました。前回に来た時には、ヤセ尾根からの展望が無かったので、景色の良い道であれば同じ道でも良いかと思いました。
しかし、嫁が先に進み、ヤセ尾根へ…。何事も嫁に付いていきます。ちなみに、嫁は選択ミスが多いです。嫁は怒りますが、「誰と結婚したかを聞くと」何故か納得しています。まっ、私が言ったのですが、私が納得できません。
ヤセ尾根へ
前回は往路で使用した道です。今回は、復路として使用します。木々の隙間からは白馬です。さらにこちらにある展望台があり、前回は、気がつきませんでしたが…、霧で見えず、分かりませんでしたが、こちらのコースからも白馬の山並みが見えます!先程と違い、湿原越しで無く、手前の山越に見えるので、こちらは手前の紅葉越しに見ることが出来ます。(2枚目です)さらに、木道を進みます。さすがに、白馬の全体は見えなくなりますが、チラリとは見ることが出来ます。
冬期には、かなりの積雪になるこちらには、周囲の木々にも影響が見て取れます。木々の先端部が折れ曲がっている物が多いです。でも、木の先には、青空が!
名前の無い展望台です(ヤセ尾根)
名前の無いのは、見える物が有名な物が無いからでしょうか?遠くには、ここからも白馬は見えているのですが…。ここからは、反対方向にも眺望が広がっています。私達が休むベンチの上の梢には、少し大きめの鳥も休憩です。
さて、ヤセ尾根を下ります!
おすすめのコース取りです。
今回私達が通ったコースがお勧めです。栂池の先端にある「展望湿原」は周回路ですが、往路に銀命泉・モウセン池経由で「展望湿原」に向かいます。こうすれば、急な「ヤセ尾根」の登り階段を避けることが出来、時間短縮が可能です。また、進行方向に白馬が見えているのも魅力です。確かに、下り坂も疲れますが、私には、この方が楽に感じました。特に、遠方から来て移動日の翌日にこちらに来られる方には、このコースが良いかと思います。
こうして、ヤセ尾根を下りながら、良い景色を探しながら進みます。眼下に見えるのは「栂池」か「雁股池」だと思います。足下には、紫のネギ坊主のような花です。なお、下りですが、階段はきついです!もちろんですが、紅葉している場所を探すことも忘れていません!
浮島湿原です
降りてきました。「浮島湿地」です。こちらも浮島を巡る周回路です。休憩場所では、皆さんが思い思いに昼食です。今回は、私達も体力が残っています。周回路を廻ります。湿原は、チングルマ等が草紅葉として色づいています。では、ベンチでコーヒー休憩です。ひたすら紅葉している木々を探します。そして、楠川を越えて戻ります。
ワタスゲ湿原の戻ります
往路では、パスをした風穴に続く、道です。こちらからは「風穴」には行けないのですが、看板に「展望が…」気になります。なお、多くの方は、パスをされていました。尚更行きたくなり、それほど遠くも無いので、寄り道です。
結論ですが、この場所に来ないと見れない物があるわけでは無かったです。あったのは、木道修理の枕木があるぐらいでした。でも、これで思い残すこと無く、帰れます。
風穴です
こちらも、念のために寄り道しました。先程の道の反対側です。こちらも、それほどの距離はありません。今の季節ですので、風穴に来ても、涼しむ必要はありません。本日は、快晴ですが、長袖シャツ1枚で充分です。休憩していても寒くありません。湿度が低いので、汗もかくこと無く、快適にお散歩できています。
栂池フュッテ記念館
ミズバショウ湿原を経て、スタート地点の「栂池フュッテ記念館」です。幸い、誰も居ない時でしたので、見学です。無料で入れます。普段は、こういう記念館には立ち寄らないのですが、こちらの赤い屋根が、今回の散策路から見えており、ゴールの目印にしていたので、寄りました。展示内容は、昔に実際に使用していた物が中心でした。ビジターセンターの中も一応見て、ゴールです。現在の時刻は、12:43です。約4時間の滞在時間でした。ほぼコースタイム通りです。
帰りには罠が…
まんまと嫁が、罠に掛かります。いえ、罠に摑まりに行っていました。栂池山荘です。ここにある山荘とフュッテでは、玄関横に売店が、前を通る人を誘惑しています。300円です。最近では、この標高にしては安いと言うべきでしょうか。
そして、こうなります。嫁が青空と乾杯をしています。
帰路です。さらに寄り道です。
帰路につきます。嫁もソフトクリームで満足したようです。ロープウェイ自然園駅から降りて行きます。さすがに平日でしょうか、かえりのロープウェイはそれほど多くの乗車も無く、乗ることができました。
ロープウェイは下の「栂大門駅」に到着です。さて、こちらに気になっていた道があります。「栂の森 遊歩道 700M」の看板です。往路に見つけており、復路で体力があれば、行こうと話していた場所です。
”本日は何故か体力あります”
こちらの道は、ロープウェイの駅から歩いて程なくの場所です。ロープウェイの駅がすぐ近くに見えます。こちらの道は、やはり利用される方が少なそうです。足下が悪いです。700Mを往復するつもりで進みます。でも、不安感満点です。
こちらのメインは、「ミズバショウ」でしょうか?ミズバショウの群生している場所があり、木道が整備されていました。しかし、今は、花の季節ではありません。なお、他にはロープウェイを下から見上げて見ることが出来ます。
幸いなことに、往復すること無く、ロープウェイとゴンドラリフトの道に出ました。気が付きませんでしたが、「栂の森 遊歩道」の出入り口は、数十メートルしか離れていませんでした。先程のロープウェイ駅も見えています。
では、ゴンドラリフトへ向かいます。3分程で着きますが…。
ゴンドラリフトの復路です
本日2度目の乗車ですので、落ち着いて周囲を見ることが出来ます。やはり、貸し切り乗車をさせていただけるのは、嬉しいです。はしゃぎ放題です。(やはり、落ち着けません)
最期に白馬の景色を目に焼け付けておきます。(降りても見えていますが…)下には、小谷村やスキー等のウインタースポーツの夏季練習施設が見えています。なお、帰りの今頃ですが、私の高所恐怖症が発症です。往路では気にならなかったのですが、帰りは、見える景色が怖いです。おかけで、落ち着いて降りていけます。
ちなみに…
ゴンドラリフトを降り、駐車場は向かいます。朝はチケットの確保で余裕がありませんでしたが、チケットセンターを改めて確認です。チケットの交換機とチケットセンター窓口です。さすがに、この時間では、人は少ないです。(たまに、居られるのは宿泊の方でしょうか?)
さらに、寄り道です。
朝の霧の中の橋も帰路では、快晴の橋です。本日は、晴れた景色に胸が一杯です。
でも、運動して帰ると、お腹が…
安曇野市の「くるまや」です。地元民がこよなく愛する、お蕎麦屋さんです。私は、「大ザル」、嫁は「天ぷら蕎麦」でした。
これで…
これで、お腹も胸も一杯です。本来ですと、温泉の一つでもと思うのですが、誰しも思うことは同じなので、「しゃくなげの湯」の「大王足湯」です。足だけですが、温泉に入浴です!
帰宅後は、疲れと早起きのせいで、すでに寝むたいですが、ここで寝ると夜中に起きてしまうので、我慢です。でも、夜食は別腹です。インスタントラーメンで本日の〆です。
なお、今回も現地にカップ麺を持参していましたが、カレー味を持参したので、自粛しました。帰宅後のラーメンで、チャラです。