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令和4年 紅葉 京都! ⑦ 二尊院を歩く

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    二尊院です

    二尊院は、名前の通り、「釈迦如来」と「阿弥陀如来」の二尊(鎌倉中期)を祀るお寺さんで、小倉山の裾野にある約5万坪の敷地を有する紅葉の名所です。

    嵯峨天皇の勅願により承和年間(834年頃)に創建されています。また、法然上人も活動されていたことのあるお寺さんでしたが、応仁の乱でほぼ焼失しますが、再建。明治維新までは、天台宗・真言宗・律宗・浄土宗の4つの宗派の道場で、明治維新までは、旧宮家の鷹司家・二条家など多くの宮家の墓所もある多くの宗派と宮家が大切にしてきたお寺さんです。

    なお、京都のお寺さんの庭=借景と思われるかも知れませんが、このお寺さんは借景となる景色の中にあります!(私的にですが…)

    二尊院に到着です。総門から紅葉の馬場!

    長神の杜公園から徒歩3分ほどでしょうか?二尊院の山門に到着です。二尊院の総門です。

    総門をくぐれば、「紅葉の馬場」と呼ばれている参道です。馬場?昔は流鏑馬でもしていたのでしょうか?それはともかく、紅葉です。奥に向けて紅葉が続きます。花手水があります。流行の方でしょうか?それともコロナ対策?

    この道の通り、紅葉も絶えませんが、人の往来も絶えません!なんでも、こちらの木々は、モミジと桜が交互に植えられているとか、春の季節にも見てみたい物です。

    紅葉の馬場の正面には階段です。階段になると左右の木々も目線の高さです。時代劇の撮影に使われていそうな景色です。階段をあがりきった塀を横移動すれば、「黒門」です。門は、こちらの「黒門」と「勅使門(唐門)」の二つがあるのですが、入るときは、「黒門」を利用しました。別段、深い意味も考えもありません。2つ門があるので、両方利用したくなっただけです。

    境内に入ると紅葉越しに本堂が見えます。「のきばの松」には「藤原定家」の歌が添えられています。なお、こちらのお寺さんでも見落としをしています。歌の板の裏側に見える階段の奥に旧宮家の墓所があるのです。この時もパンフレットの案内図を見ずに歩いていたので、見落としています。やはり、パンフレットの案内図は大切です。なお、このようなことは、たまにあるので反省はしているのですが、現地ではどうしても気が急いでしまいます!なお、こちらのお寺さんのパンフレットの案内図にも「時雨亭跡」の表記があります。

    なお、黒門の周囲も小さいですが、綺麗に庭があり、楽しめます!

    本堂です

    本堂にあがります。本堂の左側からあがり、参拝させていただきます。本堂からは勅使門が正面の位置です。ご本尊とご対面です。名前の由来となっている二尊像があります!右に釈迦如来、左に阿弥陀如来像です。お参りさせていただきました。

    思い出すのは、子供の頃にお参りするときには、親に「賢くなるように」とお参りするように言われて、それを守り続けていたことです。残念ながら、まだお参りの機会が少ないようですが…。

    ご本尊の右横には、法然上人の絵が祀られています。

    こちらの本堂は、ぐるりと廻ることが出来ます。本堂の右側にあるのが「弁天堂」です。何度も言いますが、私が見落とした場所のひとつです。こちらは、このお寺さんの「縁起」にもある様な場所で、総門の左側の柱にもあった「九頭竜辨財天」が祀られています。なお、撮影時には気がついていません!

    本堂の裏側に廻ります。こちらの山の中に、天皇陵墓、宮家の墓所があります。そして、帰宅後になって妙に気になる「時雨亭跡」です。本堂の裏側は、山が迫っています。山には、お地蔵さんが祀られています。

    そして、「鹿威し」です。てっきり、鹿威しの役割をオルゴールのようなBGM的な音楽と思っていたのですが、このような役割があったとは知りませんでした。現在の私の自宅に欲しい装置です。でも、夜になると逆に気になるような…。

    長野県の手を入れていない広大な景色の紅葉も素敵ですが、手を入れ尽くした箱庭の紅葉も素敵に感じます。そして、風情増し増しの、盆花です。

    勅使門です

    勅使門(唐門)です。こちらは、カメラの方々が多いので、正直なところ、通りにくいです。昔は、大きなカメラ=プロのカメラマンと思っていたのですが、最近は多くの方が大きなカメラを使用されています。それに撮影時間が長い!困りものです。

    間隙を縫うように、門を抜け、写真を撮ります。勅使門ですので、本来は勅使の方が利用する門になります。門の屋根が「唐破風形」と言う屋根の中央が高い作りだそうです。門の内外から見ても、確かに格式が高そうです。

    二尊院を後にします。でも、帰り道でも…

    同じ道を通っていても、見る方向が変れば、印象も変ります。何よりも、見落としていた景色を探しながら歩くのも楽しいです!と言うことで、帰り道の景色です。

    勅使門を離れ、戻り始めます。先程、境内に入った「黒門」です。改めて見れば、こちらには風情があります。小さいのですが、尊厳を感じます。

    階段です。(紅葉の馬場の正面)階段の上から見れば、紅葉が目線の下です。そして目線をあげれば、紅葉と空です。贅沢を言えば、晴れていれば…。

    境内の方向には、境内の紅葉が漏れて見えます。先程は、人が多かった階段下からと紅葉の馬場は、静かな景色が楽しめました。(タイミング次第ですが…)

    番外です

    二尊院の敷地内ですが、特にパンフレットの案内図にも記載されていない物を紹介しておきます。

    「西行法師庵」の碑です。先程も西行法師の井戸があり、結びつきが深い地です。

    京都のお土産で有名なお店の井筒八ッ橋本舗運営の「四季庵」です。こちらの近くが「小倉餡」の発祥の地です。「小倉大納言ぜんざい」が楽しめるみたいですが、お休みのようでした。

    坪庭の原型でしょうか?盆花で飾られています。

    こちらには、参拝者用の駐車場が用意されていますが、限りなく離合が難しい道ですので、歩くか自転車をお勧めします。

    次は、「祇王寺」へ向かいます!

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    村人の背中を押して!いえ、やはりこちらを☟

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