上高地に開山祭前に、お邪魔します。
何と言っても、長野県でも屈指の観光地の上高地です。混み合う前に、お邪魔します。
例年、開山祭は4月27日に開催されています。しかしコロナ渦のため過去のように大々的にはされていません。以前は、開山祭と言うよりも、大人の飲み会状態でした。今の方式の方が、開山祭らしい気もします。なお、上高地へのアクセスは、パークアンドライドを採用されています。そのため、岐阜県高山方面からは、アカンダナ駐車場、長野県松本市方面からは沢渡バスターミナル駐車場がメインの場所になります。電車利用の方は、松本駅からか新島々駅(バス代替輸送区間有り)からのバス利用が一般的です。
沢渡バスターミナル駐車場からです(令和4年4月24日 日曜日)
さて、日曜日の目覚めは午前3:30です。以前であれば、お出かけであれば目覚ましよりも先にに起床できていましたが、最近では、朝早く目覚めるのが常の割に、早朝の起床が苦手になっています。
それはともかく、4:20出発です。本日の始発バスの時間は6時です。昨日、バス会社のHPを見れば分かるのですが、始発時間の運行カレンダーが見つけられず、念のために電話確認しました。
松本方面から沢渡方面に向かいます。途中にある新島々駅手前のコンビニに立ち寄ります。ちなみに、コンビニの位置が反対車線に変更されています。数ヶ月前に移転されています。
5:20沢渡バスターミナルに到着です。さすがに、駐車場の車は、20台くらいです。おかげでバスターミナル入り口近くに駐車出来ました。なお、GW期間中は駐車困難な状態になる可能性もあり、沢渡温泉駐車場などの方が良いかも知れません。基本的に、立ち乗り乗車は無く、途中乗車用に事前に連絡を取られているようです。
ちなみに、バス利用のルール変更がありました。私達は、空いていたので問題なかったのですが、上高地から帰りのバスは、予約制です。到着時に予約または、確認が必要です。帰る時間が既に決まっている場合は、事前予約も可能のようです。バス会社のHPを確認して下さい。
では、荷物を抱えて5:30出発です。6時のバスですが我慢できません!地下道をくぐり、バスターミナルです。私達の上高地入りの基本は、始発です。タクシーも4人で乗車すればバスと同程度ですので、家族連れには便利です。特に荷物が多い方!
5:45バスの乗車券販売開始です。数年前からは、自動販売機がメインです。なお、バス乗車券は往復がお得です。7日間有効ですので、余程の長期滞在で無い限り大丈夫です。なお、こちらの施設が新しいのでトイレもきれいです。トイレの前には、沢渡の「美味しい水」です。生水ですので保存は利きませんが、せっかくですの水筒を持参して、ここの水で上高地を堪能して下さい。なお、河童橋前のホテルにも水がありますが、混み合うことが多いです。
6:00出発です。他でもありません、混み合うのを避けるためもあるのです。私の心配を他所に、本日の始発便乗車人数は約10人でした…。
始発時間ですが、トラブルです。落石事故が発生して運行の確認をされるそうです。最悪のケースを想像しながら待つこと約5分です。交互通行で運行可能とのアナウンスです。改めて、上高地です。なお、沢渡バスターミナルから終点河童橋バスターミナルまでは、30分です。途中の駐車場の停留所を3カ所ほど経由して、釜トンネルと新上高地トンネルを通過すれば、左側に焼岳です。新しいトンネルのおかげで安全通行が出来る反面、見晴らしが悪くなりました。
道路上に、岩の落石現場です。河川管理用の重機で撤去作業中でした。では、途中の降車停留所の大正池、帝国ホテルです。(車内からです)
予定から遅れて、出発でしたが、予定通りの到着です。6:30河童橋バスターミナルです。結局、ここまで乗車していたのは、私達2人だけでした。GW前とは言え、混み合うことを覚悟していたのですが、良かったです。
上高地の観光コースの紹介です(この後、私達が往復しています)
①大正池~河童橋です。(大正池でバスを降ります)帰りに、大正池からのバス乗車は、困難です。
定番のコースです。特に早朝がお勧めです。理由は、大正池に焼岳や穂高の山並みが湖面に反射しています。早朝の風の無い時間帯がベストです。バス停は大正池ホテルがあるので、宿泊も可能です。宿泊すれば、朝夕の景色を楽しめます。また、こちらは年末年始の冬季限定営業もされており、冬場も人気のホテルです。
森のリゾート小梨までの道のりです。約10分ですが…
いつもの、小梨平でDロッジを予約しています。本日より2泊3日です。こちらは、宿泊のチェックインとチェックアウト当日は、無料で荷物を預かってくれます。宿泊用のリュックを預けます。なお、宿泊予定のロッジが開いていれば、その時点での案内もしてもらえます。なお、バスターミナルから徒歩10分程度です。荷物が重くても大丈夫な距離です。また、ロッジ利用者にはリヤカーが無料利用できます。(借りに行くのが、面倒です)しかも、河童橋と穂高の山並みの景色の中の移動です。荷物の重さを忘れることが出来ます。なお、下記の写真ですが、左が河童橋と穂高です。右は河童橋から撮った穂高です。橋の上から撮影する方が多いのですが、私的には、橋越しの穂高の方が好きです。橋越しの焼岳も捨てがたいですが…。その周辺にはベンチも用意されています。朝夕のバス運行していない時間帯には、そちらでご飯の方も居られます。
森のリゾート小梨 Dロッジ受付
キャンプ場の敷地に入りました。数年前の熊野事故が発生して食糧管理ルール変更がありました。テントの方の食糧管理は、倉庫を利用するようです。また、キャンプ場の敷地内でのBBQは全面禁止です。BBQは長時間にわたり匂いを拡散するために禁止されたとのことです。ルールであれば仕方がありません。そのため、炉端大将は自宅に残してきています。(前回は禁止前でした)
上高地、開山式! Dロッジビアガーデンです。GW前半戦! ①
テントの数は、少ないです。見る範囲では5張り程度です。でも、広々利用できています。人気のサイトは、Kです。穂高を目の前に出来ます。
では、受付です。料金は先払いです。ちなみに、入浴もルール変更です。20分の入浴で10分の換気時間が設定されています。ご時世ですので仕方がありません。また、利用場所により入浴時間も設定されています。でも、あまりにも短い…。
そして、本日のロッジは準備がまででしたので、残念ながら本日は、荷物を預け、大正池に向かいます。
ちなみに、本日の荷物はリュックが2つです。しかし、散策用にリュックインリュックです。折りたためるリュック(モンベルバックパックリュック20を愛用しています)を持参しています。なお、折りたたみは、形状が柔軟な分、荷物が安定しませんが、普段使いでは、荷物が途中で増えたり、減ったりする場合には便利です。そちらとの70Lリュックとで向かいます。大正池往路は、右岸コースで向かいます。
7:15本日2度目の河童橋です。日帰りの方の多くが大正池からこちらの河童橋を目指されています。行程にして約1時間です。そのため、こちらに着かれる1陣目の方は、早くても7:30です。人の少ない河童橋を渡ります。対岸には、ホテルが多くあります。なお、上高地に来たのですから、梓川にも触れて下さい。河童橋の周辺から河原に降りれます。雪解け水の冷たさを体感できます。
ちなみに、穂高を望む景色の良いおすすめホテルは、左岸の「五千尺ホテル上高地」か右岸の「上高地 ホテル白樺荘」です。人通りの少なさから、ベストは、白樺荘でしょうか?なお、「五千尺ホテル上高地」の名前にある五千尺ですが、歌にある「アルプス1万尺」の半分の位置にあるからだそうです。開山祭の名物「ホルン」を保管されています。(4月27日が開山祭です)
河童橋から大正池に向かう右岸コースです
こちらのコースのメインは、西穂高、焼岳の反対側の山並みが楽しめます。どうも見落としがちになる上高地の「六百山」側ですが、有名では無いですが、きれいな山並みです。梓川越に観賞して下さい。
では、右岸コースの観光ポイントの紹介です。
1つ目は、7:25川に突き出た棒です。初めて見たときは、電灯かと思いましたが、どうもセンサーのようです。未だに不明ですが、なぜか興味をそそられます。
2つ目は、7:42ウエストン園地に続く、木道です。数年前に整備された道です。上高地での木道と言えば、河童橋から明神の右岸コースですが、時間の無い方向けの木道です。トイレがあります。
3つ目は、有名ですが7:49「ウエストン碑」です。例年この時期は、雪が多く残る場所ですが、本日は、雪の気配すら感じません。初めて見たときには、お年寄りに感じましたが、今では年齢的には追い越しそうな感じです。
7:53上高地温泉ホテル到着です。こちらは、上高地で本格的に温泉も楽しみたい欲張りな方にお勧めです。私は、日帰り温泉でしか利用できていませんが、露天風呂もある温泉があります。さらに、受付の横でビールが購入できます。素敵でしょ?
さて、こちらのホテルの前にはテーブルが用意されています。こちらで朝食を頂きます。本日の朝ですが、コンビニに立ち寄ったのは、味噌汁を忘れていたからです。いつ食べるか?「今でしょう!」。梓川の川音をBGMに、六百山の景色をおかずに朝ご飯です。
ちなみに、右岸コースでの朝食ポイントは、こちらと河童橋のほとりか田代橋のベンチ(最期の写真)がベスト3です。なお、残念ながら、今の時間のビールは嫁の許可が下りませんでした…。
とりあえず、①終了です。まだ時間にして初日の8時過ぎですが…。伝えたいことが多すぎたので…。
ちなみに、上高地でもお弁当を購入できますが、お店が開店するまで待たなくてはいけません。そのため、早朝は持参するしかありません!さらに、カップ麺などのお湯は、現地で湧かすのが雰囲気は味わえますが、時間も掛かり火の用心も考えるとポットにお湯を持参するのがベストです。お湯の温度が下がっている場合は、時間を長めにして対応すれば、問題ないです。雨天時などは、選択の余地がありません。
さらに、もう一つです。今年の4月24日から26日の3日間は、この時期には感じない暖かさでした。特に25日は、暑いぐらいでした。しかし、何分にも山岳地帯ですので、防寒の用意は必要です。お勧めは、重ね着です。日焼け止めも忘れずに!