白骨温泉の紹介です
余りににも有名な温泉地です。場所は、乗鞍岳の近くになります。行き方は2つあります。まずは、国道158号線からです。上高地の沢渡バスターミナルから上高地方面に進むと、「白骨温泉」への分岐点があります。もう一つは、乗鞍高原にある乗鞍観光駐車場の横です。「湯けむり館」の近くからの道です。どちらからの道も共通しているのが、狭くて険しい山道です。勾配がきついです。乗り高原からの道は、トンネルが有り、離合が困難です。トンネル内に待避所がありますが、譲り合わないと両方が困ります。
名前の由来は、温泉成分が浴槽に白く骨のように残るところだそうで、実際湯船の周辺には、温泉成分が白く残って、触ると痛いです。温泉は、白いですが、入浴中は匂いはしません。でも、温泉から上がり、帰る時にも帰宅後にも温泉の匂いが残っています。有名なフレーズとしては、「3日入れば、3年風邪をひかない」だそうです。私の理解としては「1日入れば、1年風邪をひかない」と思っています。
温泉宿も多く、選び放題です。山間部に守られた、湯治宿の感じもしますが、実際は少しお高めの宿になります。現世と隔離された空間を味わえるので、良い環境です。宿泊宿でも日帰り入浴も可能ですが、時間と営業日を事前に確認しておかないと、利用できません。なお、日帰り専門の「公共野天風呂」があります。
では、白骨温泉へ向かいます。
本日は、7月13日水曜日です。最近は雨の日が続いているので、定期検査の病院の待ち時間が長く感じられる晴れ間が覗く昼時です。
本日は、嫁と示し合わせて、お出かけです。最近は、温泉を利用する機会が減っているので、天気が悪いことを事前に計画に織り込み温泉を予定していました。天気が悪いと温泉がすくかと思いまして…。
12時自宅を出発です。今回の「白骨温泉」ですが、実に久しぶりです。何年ぶり?忘れました!こちらは、乗鞍高原からもほど近いので、近くまでは、よく来ているのですが、少し敷居の高い場所です。
国道158号線の沢渡バスターミナル駐車場の横を過ぎ、しばらくすると右折になります。今回がこの道を使用する初めてになります。曲がり道には、「白骨温泉」と表示されているの間違いはありません。
ここからが本格的な山道です。最初は、2車線はありましたが、段々と…。道の周囲は、うっそうとした木々に覆われてきます。不安の中さらに進むと?2車線に復帰です!安堵するまもなく、1車線の急勾配です!特に、トンネル内の勾配が強烈です。坂を登りません。でも、時折現れる滝のきれいな景色です。幸い、この道は、極端に狭い場所はありませんでしたが、坂は強烈でした。
国道158号線から分岐して、県道300号線で約10分です。目的地の「白骨温泉公共野天風呂」に到着です。実は、こちら白骨温泉で有名な「泡ノ湯」を予定していましたが本日は定休日(日帰り温泉)でした。また、その他の宿の日帰り温泉も13:30まででしたので、時間的に余裕があるこちらにしています。「白骨温泉公共野天風呂」は、白骨温泉観光案内所の正面です。観光案内所側の並びの駐車場を利用します。駐車車両は、2台ほどです。野天風呂はこの県道に面した門の下に続く階段を降りていきます。階段を降り始めると、さらに門があります。こちらは夜間閉鎖用のようです。下を見れば、川と温泉の施設が見え隠れしています。雰囲気は北海道羅臼の「熊ノ湯」です。
階段を降りきったところが、受付です。自動販売機で入浴券をを購入します。現在の価格は520円です。平日は10時から16時で火曜日が定休日です。季節により営業時間の変動があり、冬期は閉鎖されています。
受付の奥には、文字通りの「看板娘」のお出迎えです。さらに奥には、川が見える休憩スペースです。
では、入浴です!基本的にこちらは、川沿いに建つ小屋に野天風呂があるだけのシンプルスタイルです。男女別れています。小屋の脱衣してから温泉です。先客は1名おられましたが、入れ替わりで上がられたので、貸し切りです!
白骨温泉の由来通り、湯船の回りには、温泉成分が白く結晶化しています。浴槽は、露天が1つのみ(6畳ぐらいの大きさ)で、洗い場は簡易なシャワーが2つのみです。ここは、黙って湯船に浸かりましょう!20分ほど貸し切りでしたが、その後は、1人、また1人と増えてきました。嫁とは、1時間後の約束でしたが、人数が増えてきたので、40分ぐらいで上がります。
外の休憩所で待つこと約10分で嫁と合流です。こちらの待合場所は、屋外で横に流れる川のせせらぎを聞きながら、涼しく待てるので、快適でした。