年が明け、1月も中旬を過ぎ、世間も落ち着きを取り戻してきていますが、…。
私は、特段変化を感じていません。確かに、私自身の経年劣化を感じなくは無いですが、お出かけをする時のうれしさに飽きることはありません!しかし、体力の低下は否めません!毎週の遠征は体力的にも予算的にも困難です。困った時の、近場です。
平成23年1月16日 京都市右京区です。高山寺です。
以前にも、高雄パークウェイを紹介していますが、近くの京北と呼ばれる地域です。嵐山の上です。周山街道を少し上ったところに高雄パークウェイの出口近くに高山寺があります。高雄三山のひとつです。(神護寺、西明寺)先々週には滋賀県の湖東三山でしたが、今回は高尾三山です。なんとも、線香の匂いが漂いそうな勢いでお寺巡りをしていますが、特段意味はありません。近くの無料駐車場からお散歩します。
こちらのお寺の名前自体は知名度は無いですが、日本史の教科書にも載っていた「鳥獣戯画」のあるお寺さんです。ちなみに、高尾三山の神護寺、西明寺には、高雄パークウェイ(有料ですが、綺麗なのでついでに楽しんで下さい)の駐車場に駐車して階段を行けば、便利にお参りが出来ます。さすがに、この高台寺までは、徒歩は困難です。一応ですが、金堂とかまで行くには、運動靴をお勧めします。広い境内と言うよりは山道を歩いている感じです。今日は雪が少しですが、積もっていたのでお散歩しました。写真はありません!特にこちらのお寺さんへの参拝は日中に行ってください。薄暗い木々に囲まれています。でも、こちらも紅葉の綺麗なところです。ちなみに、西明寺の周辺の清滝川には、余り知られていませんが、蛍が夏場は、飛んでいますので、私たちは小浜からの帰り道には寄って見学していました。恐らくですが、今も夏場は飛んでいると思います。お寺の参拝の後は、清滝川を見学です。周山街道沿いに流れている清流です。お寺さんのついでに覗いてください。綺麗な川です。すこし、嵐山方面に戻ります。
13:10大覚寺到着です!嵯峨天皇が建立されています。嵯峨御所とも言われます。見ていただければ分かりますが、お寺ですが、御所の雰囲気も分かる建物です。ここが私の野球場です。私が小学生低学年の頃ですので、怒られた記憶はありません。忘れているだけかもしれませんが…。嵐電嵯峨駅の近くに天皇稜があり、私たちは「御稜さん」と呼んでいましたが、こちらに入ると私たちが”可愛い小学生”でも怒られていました。これは、覚えています。
さて、天龍寺見学です。こちらは、お寺さんやその前にある大沢池がよく時代劇で登場しています。京都の良さは、古いお寺さんがあるだけでは無く、その周辺の景色も残っていることだと思います。さらに言えば、空気自体も古さを感じることが出来ます。最近では、嫁にも古さを感じています。それはさておき、…。大覚寺です!1200年前に建てられています。ちなみに、よく京都に雪が降った時は金閣寺が映像で流れています。確かに金色に雪の白は綺麗ですが、でも雪のお寺さん巡りもお勧めです。お寺さんの建物は多くは黒色ですので、お寺が綺麗に見えます。ただし、冬のお寺の内部は寒いです!暖房がありません!特に足下です!廊下などは床冷房かと思うぐらいの冷たさです。靴下の二重履きの間のホカロンが常識です!門などは、お寺のものというよりは御所の感じがします。ちなみに、この時も足は冷たいです!なお、今頃ですが、京都は例年ですと1年に数日雪が降ることがあります。ただし、積雪となると、1回有るか無いかです。そのため、積雪があれば、テレビ局は、金閣寺に走ります。
さらに、御所らしいところです。「右近の橘、左近の桜」の橘です。言葉では聞きますが、実際に見る事は少ないです。次は、「勅使門」です。偉い方専用の門です。続いて、大沢池越しに見る「月見台」と船遊び用の桟橋です。もちろん大沢池は庭池です。(大きいです)ちなみに、この大沢池は、だいぶ昔から、池の水を抜いて魚を捕っています。どちらかのテレビで池の水を抜いていますが、こちらが、本家でしょうか?現在も抜かれています。なお、こちらの池は「五山の送り火」と同時開催で灯籠流しをされています。送り火と同じ日に楽しむことが出来、人気です。私も、送り火見学をする時は、ほぼこちらから見ています。ちかくに「五山のひとつ鳥居」があるので、先にこちらを見ています。近くで見ると炎の様子も見る事が出来ます。欲張りな方は是非こちらから五山をお楽しみください。最後の2枚は、現代で言うところの隠れミッキーでしょうか?可愛いものも隠されています。
もちろん、施設の内部だけで無く、外の敷地にも歴代天皇陛下の納経殿や大沢池の小島の見学が出来ます!
以上、高山寺と大覚寺でした。この日は、この後どこかによって帰ったみたいで、19:30に自宅に帰っています。