あくまでも、余談なのですが…
今回は上高地に3日間の短期ですがDロッジに滞在しました。何度も来ている上高地ですが、私の楽しみ方の紹介させていただきます。Dロッジ利用では、熊騒動で利用の制約もありましたが、ルールを守りながらも楽しみました!
滞在して楽しむ、小梨平の施設です。(河童橋の近くです)
今回利用したのは小梨平キャンプ場です。こちらは、上高地バスターミナルから5分の立地です。こちらは、名前の通りキャンプ場です。キャンプサイトも広いです。そして点と利用料の1人1,200円で上高地の自然の中で過ごせます。(タープ等は別料金です)穂高を目の前にしたKサイトは特に人気です。(トイレや食堂も近いです)穂高も見ながら少し静けさも欲しい方には、Lサイトです。また、林間の小川の横がお好きに方には、IやHがお勧めです。いずれにしても少し歩けば、穂高です。
今年気がついた点は、草が刈り込まれています。熊対策のようですが、穂高が見やすくなっています。ただし、熊対策で食料の保管ルールや全敷地内BBQ禁止が導入されています。
お手軽に楽しみたい方には、ロッジです。今回も私はDロッジを利用しています。Dロッジは特に室内にトイレが有り、外にデッキ部があるので、雨天時にも外で食事が出来ます。(防寒着が必要です)なお、デッキ部でのBBQも禁止です。ロッジを利用すれば、荷物も最小限にすることが可能です。台所や炊飯器、食事道具も最低限は揃っています。さらに、小梨平キャンプ場の売店はコンビニ並みの品揃えと同価格で、山価格では無いことが嬉しいです。部屋には石油温風ヒーターがあり別売りの灯油の購入が必要です。1日で半分程度利用です。特に朝晩が冷え込みます。受付で必要量は相談して下さい。今年は、2日で満タンは、あまり気味でした。
最期にDロッジのお気に入りポイントです。天窓です。夜明け時に、ワクワクします。外観から見てもこのDロッジの特徴です。
なお、ロッジはDロッジ以外に3種類有り、利用人数や目的により選択が可能です。自炊すれば、割安な感じがします。
さらにお勧めは、売店と食堂です。キャンプ場の売店のらしい、1袋方の販売や販売価格が良いです。また、食堂は穂高を見れる大きめの窓です。(外からの景色も良いですが…)コロナ対策で店内の食堂スペースが広くされています。座席も穂高方向にする教室形式です。グランドメニュー提供時間が遅めですが、朝から飲める居酒屋です。テント泊時に天気が悪い時には、入り浸りましょう。なお、ロッジ利用者には、ロッジ内での自炊を推奨されています。
なお、トイレットペーパーも持参をお勧めします。上高地のトイレの紙は、どこも固いです。
私は荷物が多いです。
快適に過ごすのが目的です。お勧め持ち込み品の紹介です。
・サランラップです。炊飯器で炊いた残ったご飯をおにぎりにして、持ち運びできます。
・流しで使用するゴム手袋です。私は、最初に全部の食器を洗います。また、流しのお湯の温度調整が難しく、水も詰めてい事からゴム手袋は必需品です。ついでにスポンジも持参しています。(両方とも備え付けがあります)でも、持参しています。
さらに、私の場合は、食事にこだわりです。あくまでも貧乏人のこだわりです。
・米です。自宅で3合分をジプロックで小分けして持参しています。
・小型シングルバーナーです。今回は、最終日の朝食メニューのチーズフォンデュだけのためだけに持参しました。こだわりポイントは、どこでも燃料を確保出来るガスボンベ式(CB缶)でボンベが本体から離れて使用できる分離型です。これは、以前こちらのキャンプ場でテント泊時のために購入した物で、別体なので重いスキレットの使用も安心です。もちろんですが、車中泊でも使用するのを前提に購入しています。なお、前回はデッキ部BBQ用に炉端大将を持参しています。無駄こそ美徳です。
ちなみに、Dロッジ靴箱には、室内用スリッパとお散歩用のサンダルも用意されています。初めて利用したときには、サンダルも持参していました。山歩き用の靴では、ちょっとした散歩では、不自由ですので。
デッキ部での朝晩の食事が大好きです。気軽にキャンプ気分です。しかし、朝晩は冷えますので、防寒着が必要です。今回私達は、ダウンを持参していましたので、使用しています。実際の所はそこまでは、必要ありませんでしたが、持って至った物ですので。事前に上高地のHPを見ていると、歩道の除雪情報が多かったので持っていきました。しかし、上高地に限りませんが、急に冷え込み事があるので、防寒着は必需品です。無駄でも持参しましょう!無駄になっても命に影響しませんが、無ければ影響します。
なお、余談ですが、今回のように普段運動しない人が長距離を歩く場合、これだけは購入しておいた方が良い物が、靴下です。分厚いですので、普段の靴に履けるか確認が必要ですが、お安く準備できるのがおすすめポイントです。分厚いですが、夏でも使用しています。あきらかに、普段使用している靴下とでは、使用感が異なります。歩き終わってから実感出来ます。靴などは、高価ですが、靴下だけでも違います。私は、ウインタースポーツ用と2つ使いです。
なお、今回の上高地では、まったく使用しなかったので紹介していませんでしたが、今回の上高地で椅子2つとテーブルを持参していました。他でもありません、雪が多いのかと思い、持参しましたが、現地には雪の形跡すらありません。そのため、使用機会のないまま、持ち帰りました。なお、初日の大正池の往復時には私のリュックの中身の大半がこれが占めていました。普段は椅子は必要ありません。上高地では、どこにでも地面に腰掛けて、休めます。シート1つで事足りるのです。しかし、雪が多ければ、腰をかけて休めないので、持参したのですが…。北海道車中泊時に使用していた物です。は~っ。ため息しか出ません!
追伸、風呂があります。宿泊に応じて時間割りされていますが、小梨平キャンプ場にも風呂が出来て重宝しています。なお、上高地温泉ホテル(離れています)での温泉入浴も可能です。いずれにしても、湯上がりのビールは最高です!
※テント泊者が、ロッジ泊者より先に入浴なのですが、テント泊者の方が食事後に入浴したいと思うのですが…。匂いが付くので。
徳沢キャンプ場です。
こちらは、上高地河童橋から明神(約1時間)と徳沢(1時間)までの移動が必要です。しかし、その移動時間で更なる上高地の魅力を味わえます。
小梨平キャンプ場は、私だけで無く、感覚的には居酒屋気分の方が多く、食事時には、熊でなくても誘われそうな匂いが漂っています。徳沢は、小梨平とは歩く時間が長い分ですが、山のキャンプ場の雰囲気の方が多めに漂っています。
管理は、「氷壁」の徳沢園が管理されています。入浴は、徳沢ロッジで可能です。もっとも重要なお知らせです。徳沢園の横の自販機でビール販売されています。24時間対応です!素敵!
見える景色は、前穂高です。モルゲンロートもきれいです。(季節限定です)そして、徳沢園のソフトクリームです。なお、徳沢園では、食堂があり朝食も可能です。(予約など確認が必要です)寒いときには、おでん定食が良かったです。
キャンプサイトは、上高地の縦長の形状に合わせての縦長サイトです。徳沢キャンプ場の河童橋側の入り口にトイレ(1カ所)があるため、場所によりトイレが遠いです。なお、食材の調達は出来ません。でも、ビールは大丈夫。
登山好きには、蝶が岳にも行ける登山道付のキャンプ場です。
私のように、テント泊で飲んで食べてが好きな方で、静けさも必要な方向けです。私が利用したときは、お腹減らしの散歩以外は、テント生活です。
なお、夏場は日差しを遮る木々が少ないので、タープ持参がお勧めです。以前利用したときは、複数利用のため「ピクニックシート」が大活躍でした。もはや、上高地を楽しむと言うよりも…。
結論です
宿泊をお勧めします。キャンプ場が豊富です。初心者の方でも小梨平キャンプ場であれば、忘れ物があっても大丈夫です。注意点は、1つです。防寒対策です。場所柄、寒くなると本当に寒いです。キャンプ用品の貸し出しもありますが、数の制限があります。あとは、熊の影響で食糧管理も必要です。それさえ出来れば、快適な上高地です。また、観光地でありながらも、登山の場所であるので、早朝のバスも運行しています。上高地で宿泊して朝帰りも可能です。
あ、もう1つ注意点があります。飲み過ぎないように!
段々、注意点が増えますが、非常食も必要です。今回の上高地は本格営業前のため、徳沢、横尾では食事提供がありませんでした。さらに、便利な小梨平キャンプ場でも夜間営業はありません!備えておいて、最終日の夜には、夜食で消費しましょう!