予定崩壊の年末年始を経て、改めて正式な雪観賞です。
天気予報が気になります。どうせ私の居住地では降雪はあっても、積雪はありません!あったところで、車のボンネットに薄く積もる程度です。しかも、それは、近所の小学生達が朝一番に回収していきます。おじさん達が遊べる雪は周辺にはありません!
雪を見に行きます。折角、雪を見に行くのであれば、雪の見方も趣向を凝らしたいと思います。予算の都合もあり、貧相ではありますが、気持ちを大切にします!
1日目(平成29年2月10日) したいことは決まりましたが、何処に行きましょう?
18:30自宅出発です。目的は雪の観賞です。目的地が決まっていません。そのせいで、今日は一日中、仕事が手に付きませんでした。いつものことですが…。とりあえず、北です。雪がメインであることは決まっているので!
候補としては、雪見風呂の場所としては、越前「漁り火温泉」、加賀「山中温泉」です。大切なことは考えることが出来ませんが、このようなことは考え込んでしまいます。結論です!越前は近すぎる。
でも、途中には、大切な寄り道があります。節約コースを進みます。京滋バイパスを使用して石山ICを降ります。ここからは湖西道路をメインに進みます。湖北周辺で積雪が多いようであれば、高速を利用します。今回は、8号線で敦賀に20:20到着です。
敦賀駅の前に通る、メイン道路には路側に駐車スペースがありますので、利用します。5分ほど歩き、「金太郎ラーメン」(店前の駐車スペースは満車でした)です。以前には敦賀ラーメン巡りをし、路上の屋台も巡りましたが、この店に落ち着きました。お店は、「うなぎの寝床」形態のお店です。奥に長いです。車中泊をしているので、どうしてもカップ麺などで麺類が多くなるので、出来れば車中泊時には麺類は避けたいのですが、どうしても立ち寄ります。ちなみに、いつも嫁が残しますので、2人とも並みサイズの注文です。私は「金太郎ラーメン」、嫁が「野菜ラーメン」です。たまに、タコ餃子も追加します。敦賀の街の商店街は、雪国でもあることからか、アーケードが長く張り巡らされています。これには、いつも感心します。便利です。これがあるので、屋台の営業も可能です。ごちそうさまでした。やはり雪の季節のラーメンは最高です!
北上します!さて、本日の宿泊場所ですが、寝ている間に雪の中は避けたいです。妙なところで安全策です。高速道路の登場です。急ぐ旅では無いので、大きめのSAを選びます。
22:10南条SA到着です。プシュー!おやすみなさい!!
2日目(2月11日) 雪観賞開始です。車窓、遊歩道、温泉!
6:40起床です。今から山中温泉に向かえば、時間を持て余します。加賀温泉郷山代温泉に寄り道をしてから向かいます。それはさておき、朝食です。すでに、昨日の高速に乗り前に購入済みでしたが、こちらのSAでいただくことに変更します。弁当はこの寒さでは、充分に昼まで持ちこたえてくれます!
外食が続くと、財布に響きます。食堂で食べる方が普通ですが、車内で食べない方が、なにか手抜きをしている気になる今日この頃です。なお、外食事にはどうしても食事時間が長くなります。時間を持て余すような時でさえ、気は急ぎます。
8:05出発です。途中で休憩を挟みながら、9:20加賀ICを降ります。本当は、雪の金沢城に行きたかったのですが、以前にも同様にして金沢城に行くと雪が無いことが2度ほど有り、言い出せませんでした。
山代温泉に到着です。ナビを見れば分かるのですが、ほぼ山中温泉に行く途中でした。いつもの道の1本横を通れば山代温泉です。困りました!よく考えれば、こちらも温泉地です。ここで入れば、山中温泉に行く必要性が無くなりそうです。
困ったときは、お散歩です。周辺を散歩します。山代温泉の総湯と言う施設を目指して、車で来ましたが、総湯とは源泉の公衆浴場なのでしょうか?山中温泉にも総湯があるので名称が気には、なっていました。周辺をうろつくこと、1時間強です。感想です。温泉地に求める景色は、人それぞれではあるかと思いますが、やはり温泉地の環境の一番のお気に入りは「城崎温泉」です。私が求める温泉地の環境である「外湯巡り、小さな川、柳の木、浴衣で下駄の観光客、そぞろ歩きが出来る道、飲み歩きが出来るお店」です。あとは、季節に寄りますが、「海水浴場、キャンプ場、蛍、雪」そして、出来れば安い宿があればベストです。そのためにどうしても「城崎温泉」の利用が多くなります。
歩きすぎました、昼食時間に先んじて食べるのが私たちでしたが、食べる場所を確保するのを忘れて歩いていました。
11:40山中温泉到着です。一気に、昼食を食べます。私的には、鶴仙渓の休憩所で食べるつもりでしたが、嫁に否決され、道の駅「山中温泉」です。車内で食べることになりました!もちろんですが、異議はありません!言えません!ちなみに、お弁当の購入は、山中温泉のスーパーマルエーです。この時間であれば、お弁当類も豊富にあります。
温泉は夜の寝る前と決めています。そのため、食後はしばらく車内で休憩です。12:40お散歩タイムです。鶴仙渓に向かいます。積雪量は、私的には不足気味ですが、歩きやすいです。鶴仙渓までは、道の駅からですと車道を歩く必要があるので、除雪が助かります。また、この方からだと、「かがり吉祥亭」横からこおろぎ橋経由で進みます。
鶴仙渓に入ると、積雪量が適切でした。正確にはギリギリ歩行可能です。足下が滑ります。でも、景色は水墨画です。もっとも、生で水墨画を見たことはありませんが…。
こちらの鶴仙渓は谷です。ここでご飯を食べていれば、底冷えの中では、冷え切っていたことでしょう。善くぞ、拒否してくれました、嫁!あえなく、寒さに負けて”あやとりばし”を渡り、山中温泉のメインストリートです。総湯に向かいます。
総湯に到着です。こちらは、単独の温泉施設のため、特に何があるわけではありません。なお、こちらの施設は総湯の男湯と女湯が、それぞれ独立しています。男湯は単独施設です。女湯は「山中座」として観光施設との複合施設になっています。私たちの予定は、夜の入浴ですので、こちらの山中座の方に、お邪魔します。施設自体は、大きいのですが休憩スペースは小さめです。こちらで、温泉タマゴです!2つはお土産で車に持ち帰ります。なお、こちらではお座敷遊びの体験が出来るそうです。出し物は京都祇園で有名な「金比羅船船」等が実際に見れるそうです。
ここからは、この山中温泉のメインストリートです。浜田省吾の世界です。数百メートルです。往復しても時間は掛かりません!それにしても、初めて来たときと比べれば、かなり賑わってきています。残念なのは、どこの観光地も同じようになってきたと感じます。規模の差こそあれ、同じような建物で同じようなお店です。ただ、こちらで驚くのは、街作りに一般住宅も協力されています。立て方や色合いを周辺の建物と同じようにされています。伊勢のおかげ横丁的な街作りです。
見て歩く内に、往復しています。山中座です!こちらには足湯があります。足湯ぐらいであれば、入っても良いか思案します。既に横では、嫁が靴下を脱ぎ始めています。お邪魔します。時刻は15:45です。なお、こちらの横にはからくり時計があります。1時間おきに動き出します。あと15分で動き出します。数人の人達が、何気に集まり始めています。
16時です。動き出しました!山中踊りで良いでしょうか?音楽に合わせて踊り子さんの登場です。坊ちゃんの湯の所にもありましたが、あれば見ます。残念なのは、終了時に愛想が無く、終わるところです。是非、余韻を持たせてもらいたい所です。
頃合いも良いので、道の駅に戻ります。程よく、体が冷えています。車内に戻り休憩です。暑くなってきます。歩きすぎです。急速冷却です!プシュー!
道の駅の温泉に向かいます。さすがに土曜日です。混み合っています。混んでるときの家族風呂です。待ち時間はありますが、ゆっくりと入れます。待ち時間に食堂です。小さいスペースですが、頑張ってワンオアペで運営されています。お弁当は確保しているので、おつまみ程度です。プシュー!と音のしないビールをいただきました。
家族風呂です。どこの家族風呂も多くがそうであるように、外の景色は良くありません。景色を期待するのは大浴場を選択しましょう。家族風呂のメリットは、静かに入れます。コンクリート製ですので隣の声も聞こえません。もっとも暑くなれば窓を開けるので、聞こえてきますが…。でも窓の外は雪です。部屋の場所に寄りますが、川向こうの山に積もる雪景色が見えます。
家族風呂のスペースは脱衣所・浴室ともに広めです。4人程度であれば問題なくは入れます。なお、こちらの家族風呂は清掃部隊が存在します。家族風呂の廊下の最初の部屋が部隊の待機場所です。絶えず複数名が待機されています。そのためでしょうか?脱衣室・浴室共に清掃は行き届いています。浴槽のお湯も入れ替えをされているみたいです。(確認はしていません)入浴制限時間は1時間です。混み合っていなければ延長も可能みたいです。
入浴後は、休憩室で休憩です。車に戻れば、ハイエースと言えども狭いです。広い空間で、休んでおきます。また、車中泊時はテレビを見ないので、ここぞとばかりにテレビを見ておきます。
19:00車内の戻ります。さすがに、まだ温泉を営業されていますので車両は多いです。さあ、飲み直しです。温泉タマゴ登場です。でも、温泉タマゴも困りもんです。水分が無くなります。足りません!プシュー!嫁怒られます!罪な温泉タマゴです。ソロソロ寝ようと、トイレに行くときには、雪が降り始めていました!綺麗です。おやすみなさい!!