今回は、1日で長野県の左下を巡ります!
長野県の南西部は、岐阜県・愛知県と県境を接しています。また、こちらは、それらの県と急峻な山が隔てており、通れる場所が限定されています。そのため、昔も今も通れる場所は、同じ様な場所になります。(多分!)
上記が私の推論です。だから、昔の宿場町のある近くに現在の宿場町、「道の駅」が多く点在しています。また、それらを国道がむずんでいますが、その横には鉄路もあり、現在と過去を場所だけで無く、時間も繋いでいます。前置きが長いですが、今回の予定です!
まず最初に国道19号線を進みます。以前に「奈良井宿」には行きましたので、そこ以遠の地域の名所を巡ります!まず、「寝覚めの床」、そして、「妻籠宿」、「馬籠宿」と進み、最期は「恵那峡」を予定しています。一部であれば、高速を利用可能なのですが、ICまでの距離と財布事情を考慮して、過去の旅人に敬意を払い、下道で向かいます。しかし、昔の人ほど体力は無いので、当然ですが、車です!
国道19号線です
国道19号線は、長野県民には必要不可欠な生活道路です。愛知県名古屋市から岐阜県を経て、長野県長野市に至る、国道です。山の多い長野県ですので、愛知県には、想像が出来ない高低差がある部分を有しています。また、全長約272KMで長野県が約176KMと、ほぼ長野県の道路です!でも、道路としての起点は、名古屋市です。比叡山が世界遺産に、京都として登録されそうになったのを思い出します。
なお、調べて頂くと分かりますが、国道19号線は長野県から愛知県までを袈裟斬りしたような形状の道路です。冒頭でも触れましたが、昔は、旧中山道として使用されて場所です。なお、長野県民以外で使用される方に連絡です。塩尻市内や松本市内では渋滞しています。なお、こちらは自慢になります!
寝覚めの床
寝覚めの床(ねざめのとこ)は、私的には、「とこ」か「ゆか」か分かりませんでしたが、「とこ」だそうです。ちなみに、京都で夏の風物詩である「床:ゆか」は、鴨川の四条周辺部、「床:とこ」は貴船周辺での場所の違いで区分されています。私が浪人時代に、原付で夏場に避暑に訪れていたのは、「とこ」です。
話を戻します!寝覚めの床は、長野県植松町です。日本の五大名峡の一つだそうです。色々な集計があるものです。百名山を多く有している長野県ですので、五大であれば、優秀です。
流れている川は、「木曽川」で、形成している岩達は、「花崗岩」だそうです。京都の「清滝」、宮崎の「高千穂峡」が有名ですが、こちらは、あまり観光化されていません。周辺には、「寝覚めの床」の名前を冠したお店が数軒ある程度です。
特徴は、花崗岩で、岩自体が大きな塊です。イメージとしては、石の切り出し場のように、岩に角が残っています。また、一つ一つが大きいです!それが、寝覚めの床の周辺です。下流に行けば、急に岩が小さくなっていました。(見た感想です)
9月14日水曜日です!行き先を悩みます。
正直なところですが、天気予報が良くありません。そのため、当初の予定としては、①栂池自然園②乗鞍岳③上高地④宿場巡りを候補に悩んでいましたが、1番天気に左右されないのが、④です。かなり消極的な選択でした。①は青天が不可欠です。それも山頂の晴天です。ちなみに、私は「天気とくらす」で確認しています。必要なのは、山頂付近の天気予報です。
行き先を決めた前日の夜に、宿場巡り準備です。しかし、下界を巡るのでそれほどの準備は必要ありません!食べ物も飲み物も普通に入手できる場所ですので…。
9月15日 木曜日です。
最近は、休みの日が眠いです。平日は、意味なく早く目が覚めるのですが…、表現が難しいところですが、早い時間と言うよりも夜中に目が覚めます。特に最近の朝晩の気温が良いことから、朝方は特に快眠です!それが、休日になると、寝坊の原因になります。
気合いの抜けた5:40起床です!ここから朝のお支度です。出発予定時間を7時として準備です。本日の昼食補助のおにぎりも4つ出来ました。
一応ですが、7時自宅を出れました。でも、ガソリンが…。給油後に気分を新たに再出発です。今回は、1日で下道を使い、4カ所を目指しています。朝の渋滞とまでは言いませんが、混み合う中を進みます。19号線はさらに車が増えるので、ナビの指示に従い、松本空港周辺の道を進みます!
さすがにナビです。車の少ない道を案内してくれます。でも、限りなく農道のような…。大丈夫なのか道?大丈夫なのかナビ?不安を他所に、すでに他の道も、今の私の場所も分からない状況です。ナビに、今日のこれからを託して進みます!
8:11です。無事、国道19号線に復帰出来ました!社会復帰した気分です。でも、空には、雲が、それも暗雲に近いです。それでも、他の場所を選択してた時のダメージよりもまっしです!しかも、19号線を進んでいると、青空が見える時も有り、遠くには高そうな山々が見える時もあります。
奈良井宿に寄り道です
8:30奈良井宿です。どうも、トイレが近いので「奈良井宿」でトイレ休憩です。こちらは、「道の駅奈良井木曽の大橋」の大橋がある反対側の国道19号線に面した駐車場になります。道の駅は、奈良井宿に近い川の向こう側です。その道の駅にある「大橋」の反対側にある駐車場でトイレをお借りします。
なお、前回こちらに来た時は、冬でした。そのため、大橋は冬期通行止めで、渡れませんでしたので、今回初めて渡らせて頂きました。こちらは、道の駅の名前にも無理矢理、押し込む大橋ですので、立派です!木製の大橋で木組みが綺麗です。橋の最初は階段状ですが、途中からスロープに変ります。橋から川の流れを見ましたが、本日の所は、かわいらしい流れでした。なお、木組みの綺麗さは、橋の下側が良かったです。これで、奈良井宿でのやり残しがなくなり、少し嬉しい気分です。
ちなみに…
奈良井宿を出て、国道19号線を走っていると、目にするのは、「~宿」の看板です。昔の宿場が国道沿いに点在していたようです。その佇まいは、残っていないようですが、名前だけは残っており、その数の多さに驚きです。また、冒頭でもお伝えしましたが、道の駅が各市町村に1カ所あるかと思うぐらい、あります。おかげで移動中の水分補給を迷わず出来たことは嬉しかったです。
次が、寝覚めの床です。