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令和3年度 長野県

美ヶ原でスノーシュー!

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    先回のスノーシューで、すっかりご機嫌になり…

    また今週もお出かけです。目的地選びからです。今の時期ですので、雪は大抵あります。しかし、安全性を考えると行ける場所が限定的になります。まずは、動物です。冬眠中かとは思いますが、不眠症の熊との遭遇は、避けたいところです。また、足場・通り道が不安な場所も避けます。雪の季節に見たことがある場所で無いと、雪の下に水や崖では怖すぎます。また、車で行けるところで、駐車場が無いと困ります。

    と言うことで、美ヶ原にしました

    幸いですが、天候は良さそうです。山頂にある高原ですので、動物の心配もしなくて良さそうです。美ヶ原であれば、すでに何度も行っています。おかげで、雪の無い時の景色は、覚えています。

    行き方(路面状況)と駐車場です

    数年前に、山本小屋に宿泊しています。おかげで、道は覚えています。また、駐車場も町営駐車場があるので安心です。唯一の心配事項は、山頂までの道のりです。前回は、宿の送迎を利用しました。そのため、道路状況は覚えていますが、路面の感覚が分かりませんでした。そのため、道路の凍結状況の感覚の欠如の不安を持ちながら向かいます。

    行き方は、冬期通行止期間中ですので、通行可能な経路は1つです!目標にするのは、「和田宿ステーション」になります。長和町和田にあります。名前の通りこちらには「和田宿」があった場所で、少し美ヶ原方面に進むと「和田宿本陣」があります。(見学、休業中です)なお、山頂には、トイレが有りません!そのため、こちらで済ませておいてください!こちらのステーションは、ほぼ「道の駅」ですので、お土産スペースや食堂があります。前回は、前泊を諏訪SAで過ごしています。下の写真は、諏訪方面向きと反対方向です。

     

    以前の宿泊での美ヶ原です。

    ① 美ヶ原でスノーシュー!冬の車中泊&宿泊!しっくはっく!

    路面状況ですが、最初は、順調でしたが、山頂まで約10KM程手前から、凍結路です。ちなみに、スタッドレスタイヤの2輪駆動では、お尻が振られます。4輪駆動でどうにか進めました。そのため、2輪駆動の場合は、念のためチェーンの準備が安全策かと思われます。なお、雪道で意外に必要なのが、サングラスです。雪道を走ると、目が疲れます。ちなみに、私は眼鏡を使用しているので、トンネル内では跳ね上げが可能なものを使用しています。暗いところでは見えなくなるので、これが必要になります。

    9:40頃に和田宿を出て、雪道に気を使いながら、登り進めます。天気の良さを感じる景色です。だいぶ標高もあがりました。それに併せて、気分もあがります。

    10:17山頂の駐車場です。除雪されており、かなりの台数が駐められそうです。気のせいか、太陽が近いような気がします。では、ここでスノーシューの準備をして雪原に向かいます。スノーシューは、しばらくの間は、手に持って移動します。山本小屋のあたりまでは、圧雪のため普通に歩行可能です。小屋の前で、スノーシューを履いて移動し始めます。遠くには「美しの塔」が点のように見えています。その向こうには、「王の頭ホテル」です。高級ホテルです。積もる雪よりも、高いです。そちらには、あの高さから望む展望温泉があります。泊まりたいです。

    なお、通常の散策コースは、基本的には靴でも歩けます。しかし、スノーシューを持参していますので、夏場の牧場の場所の積雪の深く、足跡の無い場所を歩き始めます。とりあえず、美しの塔を目指します。他にも多くの方が、既にスノーシューでの足跡が多く残っています。それにまぎれるように、動物の足跡もあります。

    10:44美しの塔に到着です。周囲の雪が除雪されています。スノーシューを脱ぐのが面倒なため、中には入りませんが、その前でコーヒー休憩です。普段よりは積雪のため目線が高いので、美しの塔の鐘が近いです。さすが、金曜日のこの時間です。視界の中に、他に人影はありません。

    さて、コーヒー休憩も終え、進みます!継ぎの目的地は、お昼ご飯を食べる場所です。雪原ですので、どこでも食べられるのですが、この天気ですので、見晴らしが良い場所まで歩きます。それに、まだ北アルプスの景色を見ていません!王ヶ頭ホテル方向に見える左側の小山を登ります。普段は牧場で草も多いので入れませんが、積雪時には登ることが出来ます。こちらの場所は、王ヶ頭ホテルに向かう道とアルプスコースの間の小山になります。小山を登り始めると、段々と北アルプスの景色が見え始めます。ただし、地面が牧草地のため、スノーシューを履いていても、草の上の雪が沈み、足がズボッはまる時があります。まっ、今日のところは、それも楽しみます。なお、この小山の端は断崖です。調子に乗って進むと、崖の下になりかねませんので、先人の足跡のある範囲で進みます。頃合いの良い場所で、昼食です。西に北アルプスの景色、東に美しの塔、南東には、先程までは富士山があったのですが、今は雲の中です。北側に王ヶ頭ホテルになる、位置関係です。

    では、雪原にリュックを降ろし、恒例の昼食です。何が恒例かと言うと…。

    では、改めて紹介させて頂きます。王ヶ頭ホテルとカレーカップヌードル&おにぎりです。続いて、北アルプスの景色とカレーカップヌードル&おにぎりです。続いて、「あっさりおいしい」北アルプスの景色です。さらに、食後のブラックサンダーです。これらが、山上のバランス栄養食品です!なお、ここでもスノーシューを脱ぐの面倒がって、足を投げ出して頂いています。

    さて、スノーシューを再開です。ご飯をゆっくりと食べている間に、雲が多くなっています。しかも、雪道は疲れます。少し、足も重くなってきています。言い訳は、これくらいで充分でよすか?当初の予定は、王ヶ頭ホテルまで行くつもりでしたが、今日の所は、この辺にしておきます。しかも、小山から散策路まで戻るのに意外に手こずりました。足がはまり続けたのです。

    散策路をスノーシューを背負って移動します。これで足が、かなり楽になります。なお、散策路にある柵は、普段は牛用のもので、1Mくらいの高さがありますが、積雪のため丁度良い腰掛けになります。看板も埋もれる道を戻りながら、富士山にもお別れです。(見えてきました)

    美しの塔の横を抜け、山本小屋です。こちらの「キノコ汁」は、お勧めです。200円です。ぜひ、これだけでもお立ち寄り下さい。体と財布に優しいです。

    12:33山本小屋ふるさと館に戻りました。食べている時間と歩いている時間のどちらが長いか分かりませんが、雪景色は堪能出来ました。なお、ふるさと館の奥にある駐車場ですが、この坂を利用してソリを子供が楽しんでいました。混ぜてもらいたい!ふるさと館の山側にある「牛伏山」方向には、雪がまだ深く積もっています。朝の段階では、そちらにも行く予定をしていたのですが…。

    この時間には、朝の段階では、数台あった車も減っています。恐らくですが、天気の良い午前中に散歩されていたみたいです。

    では、往路より怖い復路です。同じ道を下って帰ります。下りは、遠くにはきれいな山の景色、近くの道路の景色は凍結を繰り返して、降りて行きます。途中、1カ所だけですが、ブレーキもハンドルも効かない場所がありました!あ~怖い!なお、下りは4駆でも2駆でも関係ありません!ちなみに、ABSも動作音以外で有効性を感じる所はありませんでした。

    13:17和田宿ステーションに戻り、トイレです!ここまで来れば安心です。でも、安心するのは早かったみたいです。油断していると、嫁がお土産屋さんで野菜とケーキを購入していました。まっ、ケーキがあるので良いのですが…。

    ここからが帰路になるのですが、同じ道では無く、先日の霧ヶ峰経由で帰るコースを設定して走り出します!がっ、どうも最近は設定のミスを多くしており、今回も何故か違う場所に…。霧ヶ峰は、諦めて諏訪湖経由で帰ります。最近のニュースで諏訪湖が結氷して、御神渡が有りそうと言う報道があったので、一目見に行きます!

    見に行きましたが、凍っていません!悲しい…。

    こうして、美ヶ原高原スノーシュー終了です。なお、この道は、気象状況によりかなり変化すると共に、季節(時期)にも左右されますので、充分な注意が必要です。

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