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令和4年度 長野県

安曇野市の遺跡と古墳に”興奮”!

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    暇を持て余す三連休の雨の晴れ間…

    三連休も最終日です。2日間は、ほぼ雨が続きましたが、最終日には、晴れ間が覗きます。そこで、近場の立ち寄っていない場所をを探して、お出かけです。目的地は、「桜沢遺構」と「祖父が塚古墳」です。

    では、「桜沢遺構」です。

    場所は、安曇野市の西大路通り、「山麓線」の県道306号線区間にある松川村です。県道からは、山に入り込む場所です。県道には、申し訳ない程度のサイズで看板が出ています。でも、ほぼ気がつきません。

    縄文時代中期の竪穴式住居群です。柱の跡から推測では30棟で、1軒は復元されています。なお、遺構の状況から火災で喪失した建物だそうです。そんな昔の建物の喪失理由が確定されるとは、末恐ろしいです。

    なお、名前の由来かは不明ですが、周囲には桜の木が多くあり、春先に再訪したい場所の1つになりました。

    続いては「祖父が塚古墳」です

    「じいがつか古墳」と読みます。上記の「桜沢遺構」から数百メートルの距離です。歩いて行けますが、山道をしっかりと登ることになります。しかも、周囲は寂しい場所です。熊がいそうな場所です。

    古墳時代後期の円墳です。外から羨道・玄室の見学が可能です。さらに中に入れます。電気・水道は無いので、宿泊は不可です!昼間でも怖いような場所です。昔の物とは言え、墓地ですので。

    では、改めて「桜沢遺構」です。

    連休最終日の昼食を食べ終わりました。嫁と2人、昼食のメニューが高齢者食であることに笑いながら出発です。本日は、午後からで有り、天候の変化も予想される状況で、近場での初めての場所を目的地にしました。

    それにしても、京都在住時も家の近くに「古墳」がありました。いえ、古墳だらけでした。つくづく、古墳につきまとわれているように感じます。

    県道306号線から目的地へ向かいます。目印にしていた「道祖神」から細い山道です。しっかりと1車線です。(短い距離ですが…)事前に調べているところでは、もうすぐ右側に駐車場です。

    14:10桜沢遺構駐車場に到着です。見晴らしが良い駐車場です。看板があるので見に行くと、「いわさきちひろ」さんの実家の近くで、スケッチをされていた場所とのことです。私も絵心があればと、思わせる風景です。

    周囲は、公園に整備されており、草刈りも最近されているような場所です。なお、見えているのは「北アルプス展望美術館」方面です。(多分?)

    公園案内図を見ると「復元住居」があるみたいなので、歩いて道路の反対側に向かいます。松の木に隠れるように「復元住居」です。特に柵も無く、中にも入れます。お邪魔します!中は、地面が掘り下げられており、中央部にはたき火が出来る場所が確保されています。基本的に火を使う木造住宅はこの形状になるのでしょうか?

    火の使えるテントとして、ネイティブアメリカンの「ティーピーテント」がありますが、ネイティブジャパニーズの縄文スタイルも素敵です。中にいると少し涼しく感じます。これであれば、自宅に欲しい気になります。しかし、現代で作れば意外に費用がかさみそうです。このサイズで柱穴が40カ所です。贅沢な柱使いです。

    では、縄文時代から現代の公園の散歩に移ります。

    こちらの公園は、芝生の広場が段々畑場に作られています。キャンプ場に変更すれば、人気が出そうなのですが、ついでに「竪穴式バンガロー」があれば、人気も出そうなのですが…。

    この公園の近くに「祖父が塚古墳」があるので、そのまま徒歩で向かいます。公園には段差があるので、道路を進みます。およそ、利用者がいないであろう児童公園も整備されています。この道の先には、嫌な予感しか感じられない林が目に入ります。

    祖父が塚古墳への道のり…

    目的地には、事前の下調べでは駐車場が見つけられなかったので、さらに進みます。林の中の山道です。林道?それはさておき、獣が出てきそうです。

    道標には「大町山岳博物館」の文字です。こんな所に博物館?疑問はさて置き、「古墳」です。さらに山道を登ります!側溝に流れる水の音も、傾斜があるので大きく聞こえます。しかし、ここは由緒正しき「中部・北陸自然歩道」です。進みます!

    どうにか、道端にある「祖父が塚古墳」の文字です。山道から獣道に入る気分です。

    獣の道の奥に、土と笹に覆われた円形の物体です。円墳です!説明書きによると、先程の遺構の首長一族のお墓とのことです。あの村の規模で、このサイズの円墳とは、立派です。私の場合は、2聖地ですので…。

    なんでも、希望するなら、私のここに入れてくれるそうです。なんて、心の優しい嫁でしょうか…。念のため、居心地の確認のため、中にお邪魔しましたが、やはり周囲がさみしいです。もう少し賑やかな墓地を希望します!

    寂しいところで、そう遠くないことの話をするのは、止めておきます。まだ、夕食まで時間もあるので、「ちひろ館」に足を伸ばします。車で移動です。

    ちひろ館です

    さすがに連休最後の日です。人が多いです。先程までの場所とは、かなり違います。駐車場もほぼ満車です。奥にあるいわさきちひろのアトリエの復元住居までお散歩です。住居の後ろには、天気が良ければ北アルプス山並みが見えるのですが、あいにくの雲に覆われています。そして、その横にあるお花畑です。何度見ても名前が覚えられません!

    これで、連休最後のお散歩終了です。〆は、嫁リクエストです。こちらの公園を散歩する分には、駐車場も無料なのですが、駐車場の入り口に「アイスクリーム屋」さんです。このため、いつもここでは有料になってしまいます!

    最後にですが、先程の「大町山岳博物館」は、大町市を挟んで反対側の山にある博物館です。しかし、距離的には表示通りの距離です。疑問としては、なぜそこに表記したかですが…。

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